anttiorbの映画、映像の世界

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ドラゴン・ブレイド

2015年作品、ダニエル・リー監督、ジャッキー・チェン ジョン・キューザック エイドリアン・ブロディ チェ・シウォン出演。

紀元前50年、前漢時代の中国。 シルクロードでは、36もの部族が領土や利権をめぐり紛争を続けていた。
そんな広大な砂漠地帯で、国境防衛と治安維持を任されている西域警備隊の隊長フォ・アン(ジャッキー・チェン)は、西域の平和を実現しようと日夜任務に励んでいた。
しかしある日、何者かの陰謀により、反逆者の汚名を着せられ解任。 奴隷労働者として、西域辺境の関所・雁門関へ部下共々追放されてしまう。
その雁門関に、突如として表れた謎の軍隊。 彼らは将軍ルシウス(ジョン・キューザック)が率いるローマ帝国の軍だった。 ルシウスはプブリウス(ジョゼフ・リュウ・ウェイト)という人物を守るため、自らの軍を率いてこの地へ逃れて来たのだ。
先日、プブリウスの兄ティベリウス(エイドリアン・ブロディ)が二人の父親である執政官クラッススを暗殺、そして彼もまた実の兄に命を狙われているのだという。
事情を知ったフォ・アンはルシウス将軍を歓迎し、ルシウスはローマの先進技術を用いて雁門関の修復工事を瞬く間に完工させてしまう。 どこか似たもの同士である二人は、国を越えて互いに親交を深め合うのだった・・・

なかなか東西融合のキャスト、歴史的なフィクションでした。
監督はダニエル・リー、「ブラック・マスク」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13519010.html という作品を記事にしています。 アクションの得意な監督のようです。
主演はジャッキー・チェン、「ポリス・ストーリー/REBORN」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15801797.html が近作です。 まだまだジャッキーは頑張りますね、一役者として。
そしてジョン・キューザック、「セル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14754140.html を書いたのが近作ですが、今作ではアクションに挑戦でした。
エイドリアン・ブロディ、「心霊ドクターと消された記憶」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15285934.html が近作となります。

物語は前漢時代、ヨーロッパはローマ帝国の時代ですね。 その定刻の内紛から、ある軍隊が東に渡ってきました。 西方の警備に当たっていたのがフォ・アンでした。有能な彼は言葉も堪能で、通訳もこなせる、そして信義に厚い男でした。 そこに現れたローマ軍、その指揮官はルシウスと言います。
西域でぶつかる両者、しかし戦いの果てに、フォ・オンはどうしてルシウスがここにやってきたかを知り、二人に友情が芽生え、そして一緒に砦作りを始めます。 しかしヨーロッパの技術を信じない各部族、そこでフォ・オンが上手くとりなし、協力して作り上げることで、東西の民族の絆が生まれていきます。

今作はなかなか、面白い男の友情物語でした。 アクションもなかなかですが、ローマの今後の崩壊をも予感させる作品だったかもしれませんし、フォ・オン自身がフン族の孤児というのがなかなか予言的でしたね。

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西域を守っていたフォ・アン

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しかし疑われ襲われ、妻を失う

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そしてローマ軍が来る

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そしてどうして彼らが来たのかを知る

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そして協力して砦を作るが

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ティベリウス軍がやってくる

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