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女は二度決断する

2017年作品、ファティ・アキン監督、ダイアン・クルーガー デニス・モシットー ヨハネス・クリシュ サミア・ムリエル・シャンクラン出演。

男が刑務所で祝福されている。 彼は恋人と結婚をした。
クルド人男性のヌリ(ヌーマン・アチャル)はカティヤ(ダイアン・クルーガー)と結婚しており、5歳の子供がいる。 彼らはハンブルグに住んでいて、カティヤは学生時代にヌリからハシシ(大麻製品)を買い出会ったのだった。 二人の両親からの反対を押し切っての結婚だったが、二人の息子ロッコ(ラファエル・サンタナ)の誕生以来、ヌリは薬物の売買を止め、刑務所にいるときに経営学を学び、ハンブルグで翻訳や、税務署の仕事をしていた。
ある日の午後、カティアは夫の仕事場に息子を預けにいく。 妊娠してる友達・ブリジット(サミア・シャンクラン)と出かけるためだった。 その時、若いブロンドの女性を見た。
女性の乗るバイクは新しいのに、その女性は道路にチェーンをつけて盗まれないように停めてなかったので、彼女が鍵をかけないのかと声をかけたが、女性は行ってしまう。
夕方、カティヤが息子を迎えるために戻ると、途中の道路が封鎖されている。 警察は爆弾により一人の男性と子供が亡くなったと彼女に伝える。 夫ヌリの職場は炎で燃え上がっていた。
しばらく経って、DNA鑑定により、その二人がカティヤの夫と息子であることが判明する。 そして、悲しみの中、警察の捜査が始まる。 彼女は、店を出るときに不審な女性を見たことを話した。 そして、バイクの荷物置きには黒い小包が載っていたことを覚えていると言った。
しかし、警察官の調査は当初麻薬密売人の復讐に焦点を当てていた。 カティヤは、クルド人という夫のバックグラウンドによりテロの標的になったと考えているのだった。
そして悲しみのあまり、彼女は友人で弁護士のダニーロ(デニス・モシット)のところに行きドラッグを貰う。 そうでもしないと辛すぎるからだったのだが。 彼女は犯人はネオナチだと確信していたが、警察の見た手は正反対だった。
そして、警察官は国際指名手配されているネオナチのアンドレウルリッヒ・ブラントホフ)とエジダ・モダー(ハンナ・ヒルスドルフ)を容疑者として逮捕し、証拠に基づき二人の殺人を犯 した件で告訴する。
そして裁判が始まるのだった・・・

とにかく辛くどん底に落とされたカティヤのお話、最後まで葛藤がありました。
監督はファティ・アキン、前作は 「50年後のボクたちは」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15141562.html 今作とは打って変わった青春作品でした。
主演はダイアン・クルーガー、「パパが遺した物語」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13523844.html ではエリザベス役でした。 「ザ・ホスト 美しき侵略者」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14239266.html ではシーカー役、いずれも今作とは感じが違いますね。

物語は、テロによって夫と幼い息子を失った女性、カティヤの戦いのお話ですね。 まずは誰が二人を殺したのか? ドイツで、クルド人が生きていくのは難しいんでしょうか? 彼女の出会いは、どうやらドラッグがらみだったことから、どうも親たちからは祝福されてはいないようです。
傷心の彼女のところに、お互いの親たちが集まってきますが、ヌリの骨を引き取りたいという夫側の両親、実の母も、夫と別れ恋人と暮らしていて、何か挑発的なんですね。 彼女の理解者は、弁護士で二人の友達だったダニーロだけなんですね。
そして彼とコンビを組んでの裁判が始っていくんですが。
相手側の弁護士が本当に強いんですね。 的確に彼女とヌリの弱点を突いてきます。 まず間違いなくこのネオナチ夫婦が犯人なんですが、まさかの結果が下されるのは憤ります。
彼女の最後の選択は大変痛ましい、でもこれしかないのかもしれませんでした。

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ヌリと結婚、しかしまだ彼は獄中だった

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夫は出所後真面目に働き、可愛い息子もいた

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ロッコを預けた直後見かけた女性

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そして二人は殺され

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ネオナチの夫婦が逮捕

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そして裁判が始るのだが・・・

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