anttiorbの映画、映像の世界

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サンブンノイチ


人気のいないビルの一室にいる3人・ギャンブルで店の売上を使い果たしたキャバクラの店長:清原修造=シュウ(藤原竜也)、ギャンブル狂いのキャバクラのボーイ:小島 一徳=コジ(田中聖)、見栄のために金を使い果たしてしまったキャバクラの常連:金森 健=ケンさん(小杉竜一)。
実は3人は銀行強盗を成功させ、オープン前のキャバクラのビル内に逃げ込んだのだった。
数十億という金を手にした3人。 成功した余韻に浸っているのも束の間、各々自分の取り分を増やそうと交渉を持ち掛ける。 まず切り出したのはシュウとケンさんだった。 実行犯の二人は、車の運転だけの働きしかしなかったコジに取り分を減らさせようと画策をする。
強盗で手にした大金は3人で山分け・各々 「さんぶんのいちずつ」 と約束していたのに、話が違うじゃないか! と仲間割れを始める3人。 さらに調達していた拳銃に弾を込め、コジはいきりたつ。
しかしそもそも、銀行強盗を計画したのは誰か? というとこの3人のなかにはいなかったキャバクラで働くマリア(中島美嘉)だった。 キャバクラ嬢だが、女優を目指し、実際に少し女優もしている彼女、彼女の夢はアメリカに行って大女優になること、そのためのお金が欲しかったのだった。
シュウはどうして金に困っていたのか? 彼はたまたま売上金を持って競馬をして万馬券が当たった時に肝心の売上金を失くしてしまったのだった。  店のオーナーである破魔 翔に(窪塚洋介)にアイスピックで殺されてしまう、その恐怖から、店の売上を誤魔化すためにとんでもない奴から金を借りてしまった。
金を借りた相手というのが 「魔女」 と呼ばれる渋柿(池畑慎之介)。 金を返さなければ自分の命があぶない。 そのため、銀行強盗をする必要があったのだった。
コジはギャンブルそれも裏カジノに手を出し、巨額の借金を作っていた。 シュウには面倒を見てもらっていて、この話にはすぐに乗ってきた。
そしてケンさんは、表向きは焼き肉レストランチェーンの社長で、一見羽振りが良くSM愛好家、しかし本当は経営状態が火の車だった。 もちろん一攫千金の話に乗ってきた。
そしてこの計画を持ち込んだマリアも、実は脅迫され、「銀行強盗をやって金を持ってこい。」 と命じられていたのだった。
各人はそれぞれの思惑で大金の争奪戦になっていく…

これは劇場スルーをしましたが、品川監督なかなか面白いと思って鑑賞しました。
監督は品川ヒロシ、「Zアイランド」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15420468.html がなかなか私はよかったです。
主演はショウ役で藤原竜也、「22年目の告白-私が殺人犯です-」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14985271.html がいい主演作でした。
コジ役で田中聖、映画で見るのは初めてかもしれませんね。 元KAT-TUNの彼は俳優業をしているんですね。
ケンさん役でブラマヨ小杉竜一、映画出演が少しあるようです。
マリア役で中島美嘉、「バイオハザード IV アフターライフ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7095076.html にゾンビ役で出演、次作にもそのシーンが使われていましたね。

物語はすでに銀行強盗に成功したシーンから始まります。 その取り分を巡って、回想シーン、そしてどうしてこうなったのかの回想シーン、謎解きのように差し込まれていくんですね。 3人プラス、マリアだけでなく、破魔翔、渋柿とその部下、さらにキャバクラ店員の尾形、コジの後輩の若槻も絡んでくるんですが。
二転三転、誰が主導権を取るのか、そして金は誰の手に渡るのか? そして意外な関係も暴露されますが、ラストは結構ぶつ切りなんですね。
おそらく制作サイドは続編をにらんでいることが予想されます。 原作は 「2」 があるようで、その意味もある終わり方になっているようですね。
その辺りは製作参加の角川、吉本、ホリプロ、テレ朝次第というところでしょうかね。
ストーリー的には続編をやっても良いのではと思いますが、同じキャストが揃うかでしょうね。

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銀行強盗をした3人

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しかし取り分巡って争いが

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マリヤと渋柿

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怒らせると怖い破魔 翔

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はたして金を手にするのは?

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