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ミッドナイト・スネーク 絡み合う毒牙

2017年作品、アマンダ・エヴァンス監督、セーラ・デュモント トム・エインズリー出演。

地下の駐車場から帰宅するために車に乗ろうとするグウィネス(セーラ・デュモント)だったが、携帯にはしつこいくらいのメッセージがある男から入っていた。 もちろんかけかえさないのだが、夫からの電話はかえってほっとする。 しかし駐車場にはその男の影があり、彼女は急いで車を出す。
夫のアダム(トム・エインズリー)は、ディナーを作って待っていた。 彼はこれから仕事でしばらく家を空けることになったと言い、グウィネスに一緒に来ないかと誘うが、偏狭な地に行くことを彼女は嫌う。 しかしそこに見知らぬ電話番号で着信があった。 思わずでてしまうが、それはあのしつこい男からだった。 そして彼女は気が変わったフリをして夫と同行する約束をするのだった。
都会の喧騒を離れ、電波も届かない手つかずの大自然の中へ足を踏み入れた夫婦アダムとグウィネスは、気分転換もあり、ロマンティックな旅を満喫していた。 しかししっかり装備したとはいえ、なかなか女性には辛い山の中、予定地の手前の水辺で、彼女はもう今日はここで一泊しようと言い出す。
仕方なくギリギリの広さのテントを張り、二人が体を重ねて眠るテントに入る。 しかしここには世界で最も多くの人間の命を奪った毒ヘビとして知られるブラックマンバがいる。
しっかり入って来れない様に装備をして眠りにつこうとするのだが、夜中、彼女はスマホの着信のためテントを出てしまう。
その一瞬の隙にブラックマンバが入り込む。そんな逃げ場のない絶体絶命の状況下、夫婦二人の真の姿があからさまになっていく・・・

これはほとんど二人劇ですね。
監督はアマンダ・エヴァンス、初監督でしょうか? 初めて見ますね。
登場人物はグウィネス役でセーラ・ドュモント、彼女も今作で初めて見ます。
アダム役がトム・エインスリー、彼もそうです。

物語は、彼女がしつこい男から逃げているシーンから始まります。 何度も掛かってくる電話、そしてメールがおびただしく来る中、夫・アダムからの電話。 家で待っている夫の電話にホッとするグウィネスですが、夫は昆虫か、生物学者のようで、ピートという人物、友達か同僚かと、旅立つ予定のようです。
一緒に行かないかという夫の誘いを頑なに断るグウィネスでしたが、ある電話から表情が一変、逃げるように夫に同行するというんですね。
しかしそこは彼女の想像を超える大自然の中、今の生活からただ逃げた かった彼女に、この環境はちょっと想像を超えた世界でした。
そして二人はある恐怖に陥ってしまいます。
これはほとんど二人しか登場しません。 冒頭男の影くらいは見えますが、あとは声だけですし、夫の言葉に出て来るピートという人物は、最後まで出てこないんですね。
閉塞感とは違うんですが、何か息苦しいシチュエーションの作品、絶望感漂うお話でした。(未体験18)

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都会で働くグウィネス

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彼女は夫についていくことを決める

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しかしその道中は結構きつかった

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川原で一泊をしたがったグウィネス

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しかし一瞬の隙を突きテントに

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毒蛇が入り込んでしまう

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そして・・・

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