お笑い芸人の徳永(菅田将暉)は山下(川谷修士)とのコンビでスパークスというコンビでデビューするも、まったく芽が出ない。 今日は熱海の花火大会に呼ばれ漫才をしていたが、みんな花火を見に来ていて、誰も彼らの漫才を聞いていないだけでなく、地元のヤンキーが攣るんで野次り出す。
危険を感じた山下が終わらせるが、入れ替わりに入って来たのが4歳上の先輩芸人・神谷(桐谷健太)と大林(三浦誠己)のコンビ・あほんだらだった。 すれ違いざまに神谷は徳永に 「仇取ったるわ」 と一言ささやく。
“あほんだら” が漫才をはじめても絡んでくるヤンキーたち、大林が我慢しきれず喧嘩を買ってしまう中、神谷は微動だにせず、きわもののネタをやり続ける。
主催者は喧嘩をしたあほんだらを二度と使わないと激怒するが、徳永は神谷に惚れ込み、弟子にしてくれと直訴する。 常識の枠からはみ出した漫才を披露した神谷に魅了されたのだった。
そして神谷はそれを了承し、ただひとつの条件として、自分の伝記を書いてほしいと徳永に頼む。 その日から、徳永は神谷との日々をノートに書き綴るようになった。
しかしあほんだらの本拠は大阪、伝記は日々の電話であったことを記入する毎日だった。
その後、拠点を大阪から東京に移した神谷に再会した徳永は、毎日のように芸の議論を交わし、神谷の同棲相手である真樹(木村文乃)とも親しくなっていくのだった。仕事はほぼないが、才能を磨き合う充実した日々を送り始めるのだったが・・・
主演はダブルで、菅田将暉、「あゝ、荒野」 はじっくり見たいのでいつか。 「銀魂」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15034352.html 「帝一の國」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14894128.html が近作ですね。
そして桐谷健太、「彼らが本気で編むときは、」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14770127.html が近作ですね。
一方のあほんだらは、大阪を拠点として、神谷のちょっとえぐい笑いで活動をしています。 しかしあほんだらも、関東進出してから、神谷と徳永は毎日のようにつるみ、吉祥寺を本拠地にぶらつく日々を送るんですね。
そして神谷は真樹という女性のところに転がり込んでいたんです。 売れない芸人の神谷は、彼女がすべてに面倒を見ています。 そして徳永のことが気に入った彼女は、神谷が徳永と飲みに行くとなると必ず小遣いをくれる、しかしこれがだんだん神谷をだめにしていっている感じが漂ってきます。 そしてとうとう。
原作は有名な又吉先生のヒット小説ですね。 買って読もうかと思っていてそのままになってしまっていました。 ラストの 「浅草キッド」 がやっぱりいいですね。 今度はドラマ版をじっくりと見てみます。