品川のホストクラブ 「明鳥(アケガラス)」 で働く売れないホストナオキ(菅田将暉)は、一千万の借金を背負っていた。 しかし野球賭博で大儲けし、借金は返済できることになり、ナオキの通っているホストクラブの事務所で店長アキラ(ムロツヨシ)と仲間のアオイ(城田優)、ノリオ(若葉竜也)とともに返済を祝ってドンペリで祝杯を上げることになる。
酔いつぶれたナオキが翌朝目を覚ますと、現金の入っていた紙袋がなくなってした。 ナオキは昨日の3人のメンバーに尋ねるがみんな賭博で儲けた事実も、一緒に祝杯を挙げた事実もない。 夢でも見ていたのだろうと口をそろえるのだった。
アキラもだんだん自信がなくなってきて、昨日のことは夢だったんだと思い始め、取り立ての山﨑に連絡をいれどうにか翌日6時まで返済を待ってもらうことになるが、もし返済できない場合は東京湾に沈められてしまうという崖っぷちに立たされてしまう。
店長もホスト仲間も 「返せない金を借りたナオキが悪い」 と誰も取り合ってくれず、明日からくる新オーナーを迎える準備や通常のホストの仕事をし始める。
そんなナオキの前に店の飲食代を踏み倒した明子(吉岡里帆)がアオイに連れられ、事務所にやってくる。 明子を厳しく叱るように命じられるナオキだったが、自身が借金の身であるナオキは叱っている言葉がそのまま自分に跳ね返り自己嫌悪になってくる。
ナオキは明子が踏み倒した飲み代5万円を事務所に立て替え、お前を叱っている場合ではないからどこかに行ってくれと明子に伝えるが、明子は事務所を後にすることなく、事務所にやってきた取り立て屋の山﨑をごまかして帰らしたりとナオキに協力をし始める。
アキラは一緒に添い寝をしてくれたら一千万払うというおばさんの申し出に嫌がっている同僚アオイに、自分のために我慢して添い寝をしてほしいと頼むが断られてしまう。
さらに、新宿でナンバーワンだった新人レイ(柿澤勇人)が現われ、彼は金回りが良さそうだったので、ナオキは借金を申し出るが初対面の人間には金は貸せないと断られ続けてしまう。
はたして彼は東京湾に沈められてしまうのだろうか?・・・
福田監督のコメディ作品、近作は 「斉木楠雄のΨ難」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15208932.html ですね。 また今公開中の注目作品もあります。
物語は、金銭感覚が甘いホストアキラのお話です。 野球賭博で儲けたはずの金が紛失、しかしそんなことは誰一人知らないと言われ、夢だったと思ってしまうアキラでした。 しかし借金は夢とはなりません。 何とか時間を稼ごうとしますが、それも限度があり、そこに現れた田舎から出てきたおかっぱ娘の明子、彼女ととうとうあることをし始めようとしていくんですが。
明子役は吉岡里帆、彼女は 「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15205071.html でナレーションをしていました。
福田監督の独特な笑いの世界、好きな人にはたまらないんですが(^^)
気がつくと大金が消えていた
あれは夢だった?
そこに現れた明子
そして借金取りが
そしてこの男が