anttiorbの映画、映像の世界

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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

2017年作品、アンディ・ムスキエティ監督、ジェイデン・リーバハー ビル・スカルスガルド フィン・ウルフハード ソフィア・リリス出演。

内気な少年ビル(ジェイデン・リーバハー)は、体の調子が悪くベッドにいた。 弟ジョージー・デンブロウ(ジャクソン・ロバート・スコット)は、一生懸命ノートの紙でボートを作っていた。 そして兄にワックスを塗ってもらい、大雨の日に外出し、ボートを水の流れに乗せて遊んでいた。
しかし、水量の多さでボートは下水道の排水口へと流されてしまう。 途方に暮れるジョージに排水口の中から呼びかける声が聞えてくる。
声の主はピエロの姿をした不気味な男。 「ペニーワイズ」 と名乗るそのピエロは、排水口からジョージに 「船を拾いに行こう」 と誘ってくる。 ピエロの姿に安心したジョージは、おもわず手を伸ばしてしまう。 すると突然、ペニーワイズは恐ろしい形相に変わり、腕にかみつき食いちぎってしまうのだった。 そして、ジョージーは通りに夥しい血痕を残し消息を絶つのだった。
それから8ヶ月後の1989年6月、夏休みを迎えたビルは、行方不明の弟のことが気がかりで仕方がなかった。 まわりはすでにジョージのことは死んだものと諦めているようだが、ビルはどうしても諦めきれないのだった。
ビルには吃音の傾向があった。 学校でもどちらかというと、主流ではなく、いじめっ子の対象になっていた。 そしてビルには同年代の仲間がいて、口ばかり達者なリッチー(フィン・ウルフハード)、喘息持ちのエディ(ジャック・ディラン・グレイザー)、ユダヤ人の司祭を父に持つスタンリー(ワイアット・オレフ)など、お互いに気の置けない友達同士だったが、彼らの悩みどころといえば、不良グループを率いるヘンリーたちから攻撃の的にされていることだった。
いっぽう転校したばかりで友達の少ないベン(ジェレミー・レイ・テイラー)もまた、ヘンリー(ニコラス・ハミルトン)達に虐められており、唯一話しかけてくれるのは同級生の少女ベバリー(ソフィア・リリス)だけだが、彼女も父親からは虐待を受けていて、衝動的にロングヘア―を切り落としてしまうなど、この町の子どもたちはそれぞれ深い悩みや問題を抱えていたのだった。
そして一人ひとりに恐ろしい現象が起き始める。 この町は呪われているのだった・・・
映画化になるのは2度目ですかね。 90年作品も見なければ。
今作の監督はアンディ・ムスキエティ、「MAMA」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13853792.html 以来の監督のようですね。 そしてこの作品は、子供たちが主役、ビルを演じるジェイデン・リーバハーが中心ですが、ヒロイン役ではソフィア・リリスですね。 15歳の彼女、順調に伸びて行けば良い女優さんになりそうな存在でした。 でも今作は結構大変な役でした。
そして恐ろしいピエロ役はビル・スカルスガルドでした。 まあ彼とはわかりませんが(^^) 近作は、「アトミック・ブロンド」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15203433.html でした。
物語はこの呪われた町で狙われていく少年少女のお話。 設定からすると 「エルム街の悪夢」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/folder/558076.html シリーズに似ていますね。 子供たちの恐怖に近寄ってくるピエロ、そしてこのピエロの名前はペニーワイズというんですね。 彼が個々の人間の怖い対象に化けて襲い掛かってきます。
しかし、あるとき突然行方不明者が増え始め、集中してくる。 何かの法則があることに気が付いたのがベンでした。 彼は図書館にこもり、転校生だったので、この町の歴史を調べていたんですね。 そこにあった歴史は、悲しい悲惨な出来事でした。
今作はご存知の通り、原作はスティーブン・キング、私も昔原作を読んでいますが、長い話なので忘れていました(^^) 90年版も長尺でしたが、実は今作は “第1章”なんですね。 旧作にまず挑戦しないといけませんね。

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排水溝から現れたピエロ

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そして子供たちの怖いものに化けるピエロ

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そしてこの町の過去を調べる少年たち

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みながそれぞれ脅かされていた

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この家が何かの鍵を

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