anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

インビジブル


天才科学者であるセバスチャン(ケヴィン・ベーコン)は、元恋人のリンダ(エリザベス・シュー)、現在彼女と恋仲になっているマット(ジョシュ・ブローリン)、獣医のサラ(キム・ディケンズ)ら研究メンバーと共に、国家の極秘プロジェクトとして 「生物の透明化とそこからの復元」 を研究している。
彼と研究チームは、動物実験において既に透明化を実現していたが、透明化した生物はその状態が長時間続くと精神に影響が及んで凶暴性が向上してしまい、復元も成功できる物では無かった。 
ある日、セバスチャンは透明化した生物を復元させるための薬の開発に成功するが、更なる名声を求めるセバスチャンはこの事を国家には報告せず、チームの反対を押し切り、自らを使って初となる人体実験を行う。
透明化は問題無く成功し、透明人間の状態を楽しむセバスチャン。しかし、いざ復元となった段階で実験は失敗、彼は元に戻れなくなってしまう。チームが研究を進める中、彼は透明のままに置かれる。
やがてその状態に苛立ちを募らせたセバスチャンは、透明人間であることを悪用し、不法侵入レイプなどの犯罪行為に走る。 チームは研究経過を国家に報告しようとするが、セバスチャンはこれに反対、研究チームの仲間で元恋人であるリンダが同僚であるマットと密かに交際していたことを知った怒りも加わり、研究チームメンバーの殺害を企てるのだった・・・

透明人間になれたら? 誰しもふと考えることですよね。
監督はポール・バーホーベン、新作は 「エル ELLE」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15114740.html ですね。 「ロボコップ」 「トータルリコール」 「氷の微笑」 と80年代後半から90年初頭に次々にヒットを飛ばしましたね。
主演はケヴィン・ベーコン、今作は悪役ですが主演、最近は満遍なくいろんな役をする個性的な俳優にすっかりなりましたね。 私は悪役の彼が見ごたえがありますが。
物語は、国家の極秘プロジェクトで、透明実験を繰り返しているある開発チームのお話ですね。 しかし動物実験ではなかなか結果が出ない。 理論的にはほとんど成功しているんですが、戻ってくるときに、どうやら難があるようですね。
そして業を煮やしたセバスチャンが、自ら実験体になることにするんですね。 しかし案の定、元に戻れないと言う結果を起こしてしまいます。 元に戻す方法を仲間が模索している間、とうとう彼も動物と同じように、精神がやられていくんですね。
しかし体のすべてが透明になると言うことは、物理的に不可能と言われていますね。 もちろん洋服がどうのということではありませんが、特に血液はどうするのか? ただし色がなくなるどころではなく、この辺のメカニズムの理由付けは大変ですよね。
そして最後は彼がどんどんモンスター化して行きます。 なかなかのミステリーアクションホラーの名作ですね。

イメージ 1
なかなか成功しない実験に

イメージ 2
とうとう彼自ら実験体に

イメージ 3
透明化に成功したが

イメージ 4
元に戻れなくなる

イメージ 5
マスクを作るが

イメージ 6