1970年作品、テッド・ポスト監督、チャールトン・ヘストン主演。
猿の惑星でみつけたノバ(リンダ・ハリソン)と、猿の町から逃げ出したアメリカの宇宙飛行士テイラー(チャールトン・ヘストン)は、禁断地帯で自由の女神像を発見し、その惑星が実は原爆戦で滅亡した地球であったことを知って愕然とした。
その後、なおも禁断地帯を進んで行った2人は、やがて不可思議な天変地異の現象に会い、テイラーの姿は突然消えてしまった。
1人になったノバは、たった1人の理解者である猿の町のジーラ博士(キム・ハンター)とその夫コーネリアス(デイヴィッド・ワトソン)のもとに向かう途中、テイラーたちの救出にやってきた宇宙飛行士の生き残りブレント(ジェームズ・フランシスカス)に出会った。
ノバは口をきけなかったが、テイラーの認識票 を首にかけていたので、ブレントは彼が生きていることを知った。 ノバの案内で初めて猿の世界を目撃したブレントの驚きは、テイラーの場合と同じであった。
ブレントはやがて、ノバの案内でジーラとコーネリアスの家をたずね、必要なほどこしをうけて外へ出たが、猿の兵隊に2人とも捕らえられてしまう。 その後、再びジーラたちに救われた2人は、猿の兵隊に追われ禁断地帯に逃げ込んだ。
そして、はからずもブレントとノバはそこで原爆戦で埋没したニューヨークの街を発見するのだった・・・
あの衝撃の第1作 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15174702.html のラストシーン、物語はあの最後のシーンから始める続編ですね。
人間は本当に、ノバのように退化した存在だけなのか? 禁断の地には何があるのか? その謎を引きずって、テイラーとノバが進んでいくと、いきなりおかしな現象が現われ、そしてテイラーが消えてしまうんですね。
ちょっとネタバレですが、実は人間は、普通に話せる人間は少し生きているんですね。 しかし彼らは、放射能の影響か? もしかしたら人間ではない存在になってしまっている感じがしました。
断末魔の滅び行く存在、そんな描写に誰しも感じるところですね。 しかし彼らはもう戦いをする気はありません、この昔の都市でひっそりと生きていくことを望んでいるんですが、テイラーたち、帰還した人間によって、ゴリラ族たちが疑心暗鬼となり、再び大きな悲劇が起きてしまう、何か人言の宿命のようなことを感じる作品でしたね。
これで終わるかと思った決着偏のような作品でしたが、実は次の作品が名作でした。
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禁断の地を求めた二人
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後を追うように到着したブレントとノバは
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