anttiorbの映画、映像の世界

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あしたは最高のはじまり

2016年作品、ユーゴ・ジェラン監督、オマール・シー主演。

太陽の光が降り注ぐ南仏コートダジュールで、自由気ままに人生を謳歌していたサミュエル(オマール・シー)、彼の仕事はクルージングのヨットの運転手、一応船長だと豪語している。 その持ち主はサマンサ(クレマンティーヌ・セラリエ)、しかしやんちゃなサミュエルにいつも悩まされていた。
次の日の仕事にもかかわらず、朝まで踊り明かすサミュエル、しかし巧妙に彼女にはおとなしく寝ているという細工をするしたたかさに、いつも彼のペースになってしまっていた。
さすがに疲れて船の中で二人の女性と寝ていたところ、彼のもとに、女性が一人訪ねてきた。 かつて関係を持った女性クリスティン(クレマンス・ポエジー)がやってくる。 彼女は一人の女の子の赤ん坊を抱いていた。
「あなたの子よ」 と言われても、納得できない彼に、ちょっとの間と言って彼に預け、そのままタクシーで走り去って行ってしまう。 赤ん坊の名前はグロリア、彼女はロンドンから来たと言っていたので、すぐに赤ん坊を抱いてサミュエルは彼女を追いかけるのだった。
ヒースロー空港に着いたサミュエルだが、英語のできない彼はどこに行くにも一苦労。 そんな中、一人のフランス語の堪能な肥った男・ベルニー(アントワーヌ・ベルトラン)を見つけ、彼女が残した写真から彼女の働いている場所を何とか見つけてもらう。
その時にベルミーはサミュエルの身のこなしの良さから、スタントマンをしないかといい名刺を渡してくるのだった。 でも赤ん坊を返してフランスに戻る事しか考えていたいサミュエルだったが。
しかし彼女の働いていた店を見つけても、その店はオーナーが変わり、彼女も辞めていた。 そこで彼女の消息は全く無くなってしまう。 さらに、怒ったサマンサに首を言い渡され、サミュエルが頼る相手は名刺をもらったベルニーだけになってしまうのだった。
そして、8年の月日が経ち、サミュエルとグロリア(グロリア・コルストン)、そしてベルニーの3人はすっかり家族となっていた。 サミュエルは、相変わらず英語がダメだったが、スタントマンで成功をおさめ、グロリアが通訳となり、あまり学校に行かず撮影現場に一緒に行っていた。
サミュエルはグロリアを楽しませるために全神経を使っており、家の作りも凝ったものにしていた。 グロリアも機転の利く女の子に成長し、ベルニーを交えた生活も充実したものになっている感じがした。
しかし母がいない状態をどうしていたのか? そう母は、英国の諜報員で、世界を股にかけて活動しているので、家には帰って来れない事にしていた。 でも決まった時間にメールをくれて、今どこにいるのかを画像で送ってくるという設定にしていたのだった。
グロリアはまだ見ぬ母といつか会いたいと切望していた。 しかしサミュエルは唯一残したクリスティンのアドレスに、メールを送っているが、彼女は全く見ることも返信も無かったのだった。
しかしそんなある日、彼女から会いたいという返信が来るのだった。 そしてとうとうグロリアは母に会う日がやってくるのだったが…

オマール・シーといえば?やはり 「最強のふたり」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7542617.html でしたね。 楽しくって泣ける最高の作品でした。 その後、 「サンバ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12549815.html そして近作は 「インフェルノ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14526693.html にも出演していましたね。
8歳のグロリア役はグロリア・コルストン、映画初主演と思えないほどの彼女は、芸能一家だという事です。 父親はヒップホップのDJ LORD JAZZで、母がフランス人という事でバイリンガルなんですよね。
そしてベルニー役はアントワーヌ・ベルトラン、ゲイ役なんですが、なかなかのナイスガイでしたね。 母親代わり? という立ち位置ですが、風貌から本当に母性を感じる役でした。 彼はカナダでも大絶賛を受けた舞台版 「最強のふたり」 では、オマール・シーが演じたドリス役を演じた縁で、今作につながったとも言われています。
物語は、3人の生活に突然現れたクリスティン、それから大きく展開していきます。 それはまず彼女が諜報員ではないこと、そして彼女は別に恋人がいたこと、はっきりとは言いませんが、彼女は今ニューヨークにいて、できればグロリアを引き取ろうとし始めます。 殺し文句は 「今までの空白の8年間を、母親をする中で取り戻させてほしい」 でした。
サミュエルは、確かにグロリアが母に会いたいと熱望しているんで、会わせることに異議はありませんが、別に生活は今まで通りでいいと思っています。 まあ彼女は一緒にいたいと言うなら考えようというくらいでした。
しかしグロリアを引き取ることなど言語道断、ここまで体を張って彼女を育ててきたのはサミュエルですから、見ている私もそんな都合のいい子供を捨てた母親なんて!でしたね(><)
そしてとうとうこれは泥沼になって行きます。 しかしサミュエルはグロリアと離れることがどうしてもできないある事情があるんですよね…
こう見ると楽しい作品ではないような感じになりますが、笑いはしっかりあり、オマール・シーの良さが、久しぶりに大きく発揮されている作品になっています。
若干強引なお話になってはいますが、そこは目をつぶっても、悪くない作品でした。お土産ももらったし(^^)

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あなたの子よ、と言われ押し付けられた赤ん坊

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すぐに追いかけてロンドンに行くが

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そしてベルニーと

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大きくなったグロリア

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そして現われた母・クリスティー

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