anttiorbの映画、映像の世界

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ザ・コンヴェント 死・霊・復・活

1999年作品、マイク・メンデス監督、エイドリアン・バーボージョアンナ・カントン、クーリォ、ビル・モーズリィ、デヴィッド・ガン出演。

聖フランシスコ修道院。 少女クリスティーン(オークレー・スティーヴンソン)は礼拝中の神父や修道女たちをショットガンで撃ち殺し、修道院に火を放った。 逃げ惑う修道女たち、とてつもない惨劇がここであったのだった。
それから40年後。 かつての事件現場である修道院跡地は廃墟のままで放置され、町のバカな学生たちの格好の肝試しスポットとなっていた。
大学生のクラリッサジョアンナ・カントン)はレズで彼女を狙っていうるモー(モーガン・ペリー)、恋人、友人たち、彼女の弟・ブラント(リアム・カイル・サリバン)と共に、この有名心霊スポットを深夜探索することになる。 その前にクリスティーンの家によると、中で女の人の影を見つけるのだった。 精神病院に入院している噂があった彼女は帰ってきているのか?
だが、ちょうど同じ頃、廃墟のとある部屋ではオカルトマニア4名が、悪魔召還の儀式を行おうとしていた。 
廃墟と化していた修道院へ着いた一行、彼らはお化け屋敷めぐり的な感覚で騒ぎ、ドラッグに浸るのが目的だった。
モーは処女であり、彼女を狙っていた男に捕まらないように屋敷の中に身を隠すが、そこで悪魔崇拝の4人組に捕まってしまう。 さらに警察の取り締まりが入り、若者たちは一時解散させられてしまう。
モーを残してきたことと、廃墟の中にドラッグを隠してきたことで、再び廃墟に戻る若者たちだったが、その頃モーは儀式のいけにえにされてしまっていた。
そして彼女に体に刀剣が刺さった時、悪霊が復活してしまうのだった…

監督はマイク・メンデス、B級臭漂う作品を手掛けている監督ですね。 いつか他作品にも出会いそうです。 主演はクラリッサ役のジョアンナ・カントンとなりますかね。彼女は初めて見ます。
しかし一番かっこいいのは、歳を取ったクリスティーンを演じたエイドリアン・バーボーですね。 「アルゴ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7564751.html 「ニューヨーク19997」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11610165.html に出演、「ザ・フォッグ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13601908.html では主演でしたね。 今作はかっこいいただ一人真実を知っている女でしたね。
物語は、実は冒頭の40年前のこの事件はすべてのカギを握っているんですね。 ここで行われた惨劇、しかし実態は全く別の側面を持っていました。 しかし真実はおそらく信じてもらえなかったんでしょう。 凶悪犯として、クリスティーンは病院に、そして事件は、修道院は風化していったんですね。
この作品、有名になったのは光るゾンビ(厳密にいうとゾンビとは違いますが)ですね。 これはなかなか特徴のある映像で、蛍光塗料が使われていますが、当時をとしてはCG技術に頼らない、私はなかなかのアイディアだと思います。
そしてオチですね。 ここがホラーならではの落とし方です。
そこが弱いかな(^^)

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修道院で起こった惨劇

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時は流れここで悪魔崇拝者たちが儀式を行う

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モーが生贄にされてしまう

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そして復活してしまう悪魔

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そしてシスターの姿になる悪霊たち

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そして彼女が

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