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国際市場で逢いましょう

2014年作品、ユン・ジェギュン監督、ファン・ジョンミン、キム・ユンジン、オ・ダルス、チョン・ジニョン、チャン・ヨンナム、ラ・ミラン、ユンホ出演。

ドクス(オム・ジソン)と家族は北朝鮮に暮らしていた。 その日、中国軍が攻めてきたため、ドクス達は海岸に押し寄せる。 アメリカ軍の船に乗るためだ。
妹のマクスン(シン・ルナ)に 「遊びに行くんじゃ無い」 ときつく言い、手を繋いで両親、妹、弟と船に走り寄るドクス。 何とか船によじ登った時、おんぶしていたマクスンが落ちてしまった。 戻ろうとするドクスを父が制し、「家族を頼んだぞ」 と船を降りていった。 そして叔母さん・ユン・コップン(ホン・ソギョン)の店で再会しようと言った。
ドクス(ファン・ジョンミン)達が到着したのは、釜山の叔母さんの家。 酒浸りの亭主(ホン・ソギュン)に変わり、叔母さんが店を切り盛りしている。 狭いが置いてもらえることになったドクス達は感謝をし、ドクスは身を粉にして働こうとする。
そんな時、弟・ユン・スンギョ(イ・ヒョン)がソウル大に合格する。 頭の良かった弟だが、家計を気にして大学を諦めようとしていた。 それを知ったドクスはドイツの鉱山での仕事を見つけ応募する。 体力テストも筆記テストもパスしたドクスは、親友のダルグ(オ・ダルス)と共にドイツに渡る。3年契約だった。
鉱山での仕事は過酷そのものだった。 毎日楽しみも無いドクスだったが、ある日公園で韓国人の女性に出会う。 ヨンジャ(キム・ユンジン)という美しい彼女は、やはり家族為に看護師として働きに来ていたのだった。
お互いに惹かれた二人が恋に落ちるのは時間の問題。
デートを楽しむようになり、ドイツでの生活もまんざらでは無かった。 3年が経ち、ドクスは帰国することになる。 ヨンジャに 「一緒に帰国しよう」 と誘うが、彼女は来なかった。
帰国するとドクスのおかげで自宅は広く改装され、兄弟も大きく成長している。 母もまた喜んだ。 3ヶ月後、ヨンジャが帰国しドクスの前に現れる。話を聞くとドクスの子供を身ごもっていると言う。 2人は質素な式を挙げ、結婚した。
これからようやく自分の幸せを手に入れられるという時に、妹・ユン・クンスン(キム・スルギ)が結婚することになる。 しかし金が無いために結婚話が上手くいかなそうだと知ったドクス。
さらに叔母が死に、酒浸りの叔父が店の権利を勝手に売却しようとしているのを知り再び金を稼ぐことにしたのだった・・・

日本では先の大戦の傷跡が戦争では一番大きい事でしたが、韓国は朝鮮戦争となるんでしょうかね? 戦後南北に分かれ、その後始まった1950年からの闘い、私も現代史で、そして映画などで学びましたが、それはあくまでも戦争や戦いの歴史であり、そこで暮らす朝鮮の人たちの生きざま、苦労はなかなか推し量れません。 今作はそんな人たち、家族の物語でした。
ドクスの家族はもともと北朝鮮興南で生活をしていましたが、北軍の進行によりどんどん南下して逃げ、危機一髪アメリカ軍の船の乗船することができて難を逃れました。 しかしその時に父と妹と別れることになるんですね。 ドクスにとってここから生活を担う役目を負うんですね。
叔母の家に身を寄せますが、やはり一家を支えるのは自分、そして家族を養うために必死でいろんなことをして働きはじめますが、やはり炭鉱労働となって行きます。ここで死ぬ寸前の事故に遭いますが、一方大きな出会いもありました。
監督はユン・ジェギュン、初めて作品を観ましたが、今後監督作品を観ることは多くなるでしょう。 
主演はファン・ジョンミン、もう彼の出演作は多く見させてもらっています。 「アシュラ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14790211.html 「新しき世界」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13536660.html 「ベテラン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13923162.html そしてなんと言っても 「哭声/コクソン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14803211.html でしょう。
子供時代以外は老齢期まで彼が演じています。 アクション作品ではなく、人間ドラマを演じた人情味あふれる作品でした。

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北軍から逃げるため、港に家族で

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父と妹と別れ別れになるドクス

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そこからドクスの苦労が始まる

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そして出会いが

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子供が

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