anttiorbの映画、映像の世界

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ブラッド・ファーザー


元犯罪者のジョン・リンク(メル・ギブソン)は、トレーラーハウスでアルコール依存症のリハビリをしながら細々と暮らしていた。  少し離れたところには同じような生活をしている友・カーヴィー(ウィリアム・H・メイシー)がいて、二人は集団セラピーに通っていて必死に依存症から抜け出すよう、お互いチェックしあっていた。
彼の仕事は刺青師、それで生計を立てているが、家の中には娘の記事が貼ってある。 数年前に離婚した妻のもとからいなくなってしまい、懸賞金が掛けられてもいるのだった。
娘のリディア・リンク(エリン・モリアーティ)は、ジョナ(ディエゴ・ルナ)という男といた。 しかし、ジョナは危険なことに手を染めていた。 そして彼女を連れ、ある家に押し入り、家の中の人間を脅し、何かを探していた。 彼女もいっしょに中に入り、彼女に縛られている女を殺させようとする。
ドラッグを吸わされ、もうろうとする中、リディアは誤ってジョナを撃ってしまう。 彼女は車で逃走、そして父・ジョンのところに助けを求めるのだった。
電話で支離滅裂なことを叫ぶ彼女だったが、待ち合わせ場所に迎えに行きなんとか連れて帰ることに成功した。 話を聞くうちに、ようやく危ない連中と一緒にいたこと、酒とドラッグにおぼれていたことがわかる。
リディアは遠くに逃げたいと言うが、まずは酒とドラッグを抜くため1週間はここにいて外出はしないことを約束するが、彼女はドラッグを隠し持っていた。
そこに、ジョナと一緒だった男たちが、現れる。 そしてとうとう撃ち合いになってしまい、二人はハウスに立てこもるが、弾が付きハウスが壊され絶体絶命になった時、カーヴィたちが銃を持って駆け付けてくれる。 危機一髪でギャングたちはいったんは引き上げていくが、もうここにはいられない。 ジョンは保護観察処分中に銃で応戦してしまったことから、警察からも追われることになってしまう。
そして孤独な戦いが始まるのだった…

メル・ギブソンは、こういう戦いと、バイクがやっぱり似合いますね(^^)
監督はジャン=フランソワ・リシェ、初鑑賞です。 主演はメル・ギブソン、主演作は「キック・オーバー」 以来ですが、その前の 「それでも、愛してる」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8734368.html は鑑賞しました。 監督作の 「ハクソー・リッジ」は楽しみですが。
彼は今の評価は監督としても高いですね。 「アポカリプト」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2541674.html は面白かったですから。 オファーも結構あるんではないでしょうか?
酒とドラッグに浸り、逮捕され7年で出てくるところを、さらに中で傷害事件を起こし追加で2年食らったジョン。 完全に刑期を追えたわけではなく、リハビリと、一応監視をされている状態なんですね。 娘は数年前に元妻のところから失踪、生きているのかどうかもわからない状態なんですね。
娘役のエリン・モリアーティは、「はじまりへの旅」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14839197.html に出演していました。 彼女は十分父親の悪いところを受け継いでしまって、かつての自分の姿にだんだんなって行ってしまっています。
しかし、一体誰とつるんでいたのか? ジョンは刑務所の昔の仲間と連絡を取り、まずは相手の正体を掴もうとするんですね。 並行して足と武器を調達に、昔の馴染みのところへ行くんですが、 これがまた厄介なじいさん・プレッチャーとばあさんなんですね。プレッチャー役はマイケル・パークス、先月お亡くなりになっていますね。遺作となったんですね。
やはりこの父娘は、どうしてもブランクがあり、特に娘はギャングたちが怖くて仕方がない。 だからジョンの言いつけをどうしても守れず勝手に行動してしまうんですね。孤独な戦いになっていく親子、しかしできる限り抵抗していく、はたして娘を救えるのか?

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孤独なセラピーをしているジョン

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娘のりディあは酒とドラッグにおぼれ、事件を起こす

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何とか彼女を連れてきたジョン

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しかし彼女を追ってきた男たち

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カーヴィーたちが助けてくれる

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しかし彼女は危険なやつらに狙われていた

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