2016年作品、ケリー・フレモン・クレイグ監督、ヘイリー・スタインフェルド主演。
17歳の高校生ネイディーン（ヘイリー・スタインフェルド）は、まだキスもしたことなく、イケてない日々を過ごしている。
小さいころから兄のダリアン（ブレイク・ジェンナー）にコンプレックスを抱いており、学校でもじめられっ子だった。 そんな時、クリスタ（ヘイリー・ル・リチャードソン）という女の子が唯一の親友で、彼女とずっとつるんでいるのだった。
ある時、何をしても敵わない兄へのコンプレックスを抱くネイディーンに、追い打ちをかけるような事件が起こる。 なんと親友のクリスタが兄と恋に落ちてしまったのだ。クリスタにとっても自分が一番のはずだったのに。 不公平な人生を嘆くネイディーンは、世界にたった一人取り残されたような疎外感から、あるとんでもない行動に出てしまうのだった…
監督、脚本はケリー・フレモン・クレイグ、監督は初めてですね。 主演はヘイリー・スタインフェルド、私が見た作品では 「はじまりのうた」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12701116.html 「ラストミッション」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11792716.html でそれぞれ主人公の娘役で出演していますが、彼女が脚光を浴びたのが 「トゥルー・グリッド」ですね。 私は未見です。
そして親友のクリスタ役でヘイリー・ル・リチャードソン、5月公開のシャマラン作品に出演しているようなんで、また見れそうです。 兄のダリアン役でブレイク・ジェンナー、「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14609221.html で主演の大学生を演じています。
しかし何と言ってもいつもとは違う、教師役で出てくるウディ・ハレルソンですよね。いつもはキレキレの役が多い彼ですが、今作はなかなかの教師役でしたね。 新作の 「猿の惑星３（課題）」 に出演予定のようですね。
物語は、屈折した青春を送る女子のお話。 でも彼女のよりどころは親友のクリスタ、性格がよく彼女のことを一番に考えてくれる貴重な存在でした。 しかしちょっとした隙に兄とできてしまってからネイディーンの頭はパニックになってしまうんですね。
始めは何とか理解しようとしますが、3人でパーティーに行ってもはじかれ者になってしまい、結局いたたまれず帰ってしまいます。 でもそんな彼女にも、ひそかに思ってくれている存在はいるんですよね。
隣の席に座っている韓国系の同級生、大富豪のお坊ちゃんのようで、映画好きの良いキャラなんですが、屈折した彼女はついつい毒を吐いてしまいます。 それに彼女は学校で憧れの男子がいるんですね。
しっかりとお決まりの着地点がある青春ドラマ、この韓国生徒のヘイデン・ゼトーが良いんですよ。
いつも二人でいるネイディーンとクリスタ
