anttiorbの映画、映像の世界

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片腕マシンガール

2008年作品、井口昇監督、八代みなせ主演。

両親を亡くした日向アミ(八代みなせ)は、スポーツが得意で明るい女子高生。 家族は弟・ユウ(川村亮介)だけだが、慎ましくも幸せに暮らしていた。
しかしユウは容赦ないいじめを受けていたことを、彼女はよくわからなかった。 アミには参考書を買うんでお金が欲しいと遠慮がちに言い、実はそれはいじめっ子に巻き上げられているのだった。
実は彼女の両親は、過去に殺人容疑をかけられて自殺したのだった。 そのため彼女は学校でも相手にされない存在で、唯一の友はクラスメイトのヨシエ(木嶋のりこ)だけだった。
それでも彼女は弟との暮らしをがんばっていたが、そんな時、とうとうユウはもう一人の苛められッ子・杉原タケシ(秀平)と壮絶なリンチを受けていた。
このままではもうどうしようもないと思った二人は必死に反撃に出るのだが、ヤクザの息子・木村翔(西原信裕)は残酷にも、二人を廃ビルの上から転落させ殺してしまうのだった。
警察はユウの死を自殺として処理したが、アミは誰かが弟を殺したのではないかと不審に思う。 そんなとき、ユウが遺した 「殺したい奴」 ノートが見つかる。 そしてアミは、服部半蔵の血を受け継ぐヤクザの息子・木村翔が主犯であると突き止める。
アミはまず、事実を隠ぺいしようとした翔の舎弟とその両親に復讐を果たしに行く。しかしその両親・ヨウスケ(岸建太朗)、マサコ(菜葉菜)も、息子を守るために襲い掛かってくる。 左腕を天ぷらにされピンチに陥るが、アミはマサコを殺し、息子の首を刎ね復讐を行う。
そして翔の元へ行くが、逆に囚われの身となってしまう。 そして翔の父・龍二(島津健太郎)と母・スミレ(穂花)の残虐無道な拷問を受け、遂には片腕を失う。
アミはそれでもなんとか脱出し、同じように翔のいじめで息子・タケシを失った母親・杉原ミキ(亜紗美)を訪ねる。 しかしミキは息子を守れなかった自分への苛立ちから、アミを受け入れることができない。 2人は腕相撲で想いをぶつけ合い、そこで初めてお互いを認め合い意気投合するのだった。
それを見ていたミキの夫で、自動車整備工場を営むスグル(石川ゆうや)は、鋼鉄の腕 “ハンド・マシンガン” を造り、アミに授ける。 再び復讐を果たすために、アミの猛特訓が始まる・・・

井口監督と言えば真っ先に浮かぶ作品はこれですね(^^) 最新作は 「スレイブメン」 ですが行けるかな?
主演は八代みなせ、このイメージが強烈なんですが、最近は映画では見かけません。 そして悪役の首班の少年の父親で島津健太郎、「予告犯」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13152031.html 「シンゴジラ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14324762.html にも出演履歴はありますね。
そして共に戦う友達の母親・ミキ役に亜紗美、AVからアクションに転じて、セクシーな雰囲気を持った格闘系の役者になっていますね。 監督の他作品 「デッド寿司http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14455419.html にもしっかり出演しています。 悪役でしたが。
物語は腕にマシンガンを装着するまでがじっくり前半部分となりますね。 腕を切られてそんなに時間的に生きていれるのか? とか細かい点は全く気にしてはいけません(^^)
絶対地上波では放映されないし、CSでもなかなかかからないこの作品、B級の極致の作品ですが国内外での人気は高く、みなさんご存知の通り、これはスプラッター、復讐ものとしてはトップレベルの邦画ですね。
着地点も苛められっこに対して、励ましの言葉をかけて去って行く。 しかし主人公は一生警察に追われていくんでしょうね。 その辺りもかっこいいんですが。 
まだの方は是非!

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まずは左腕をてんぷらにされてしまう

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そして主犯の少年の家で捕まってしまう

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片腕を失い、そしてマシンガンを装着してもらう

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しかし立ちはだかる敵

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そして翔の母も改造していた

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