海崎新太（中川大志）は大学院を卒業後にある会社に就職したものの、3ヶ月で退職。 なかなか新たな就職先が見つからず、コンビニでバイトをしていた。 再就職のためにいろいろ面接を受けに行っているが、ことごとく不採用。 アパートには光熱費の督促状がどんどん届くほど行き詰っていた。
そんな時、大学の同級生だった友人から飲みの誘いが、断ればいいものを、退職したことを言えない彼はなけなしの３０００円を払って行ってしまう。
その帰りみち、一人の青年（千葉雄大）に声を掛けられる。 「人生やり直してみませんか？」 彼は、リライフ研究所所員・夜明明と言い、ある薬を取り出し、それを飲んで高校３年生を１年間して、それを終えたら、希望の就職債を斡旋するというのだった。
もちろん１年間の一切の費用は負担するという夢のような条件、しかしそんな甘い誘いは信じられない、そう言ったが、夜明は今の彼の切羽詰まった状況も知っていて、胸ポケットにその薬を渡して去って行く。
酔っ払った勢いで薬を飲んだ新太、顔は高校生に若返ってしまう。 そして否応なく高校３年生に編入することになった新太だった。
青葉学園の３年生になった新太、空いている席に座ると、そこは自分の席だという女の子が。 彼女は学年トップの成績を誇る日代千鶴（平祐奈）だった。 その日いきなり試験があり、彼は２度目の高校生だが全くできなかった。
すぐに前の席の大神和臣（高杉真宙）、隣の狩生玲奈（池田エライザ）、そして斜め前の岡崎紗絵（小野屋杏）と仲良くなるが、また千鶴ともお金を持ってこなかった彼女に学食で１０００円貸したことで、きっかけができるのだった。
テストは男女それぞれ１番を取ると、いろんな恩恵が得られるのだった。 学食は無料となり玲奈はそれを狙っていたが、当日の体調不良もあり千鶴に負けてしまうのだった。
そんな時、千鶴は、新太にあることを打ち明ける。 まったく友達のいない自分に友達になってほしいというのだった。 そして友達を作るにはまず笑う事と教える新太。しかし千鶴の笑顔は不気味だった。
そもそも彼はどうして前の会社を辞めることになったのか？ それは尊敬している先輩・佐伯みちる（市川実日子）の不慮の死からだった。
新太の２度目の高校生生活が始まった…
若いキャストの青春ドラマは近年多く作られますが、すべてを見るにはさすがに疲れますから（＾＾） 一応は見れそうな設定の作品は見て行こうと思っています。 今作はキャストも面白そうで、設定も好み。
監督は古澤健で、「オトシモノ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13509741.html 「ルームメイト」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13856586.html と怖い系の作品を見ていますが、恋愛、感動作品は初めて鑑賞でした。
主演は中川大志、いろんな作品がありますが私は初めて見ましたね。 ヒロイン役は平祐奈、「サクラダリセット」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14827457.html
「暗黒女子」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14851279.html と今バリバリ出まくっていますね。
そしてもう一人池田エライザですね。 彼女は 「映画 みんな!エスパーだよ!」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13432861.html で夏帆ちゃんの後を受けてヒロイン役でした。
物語は、人生の歯車が狂った海崎新太が高校３年生をやり直すお話。 でもタイムスリップではなく、若返る薬で、新しい高校生生活を送るというもの。 でも精神は２７歳のままで、高校に一人おじさんがいるという感じですね。 でも周りは普通に同級生であり、ちょっと発想がおじん臭い奴と見ています。
始めはおとなしく目立たないように１年間を過ごすつもりでしたが、だんだんと仲良くなるにつれて、周りにどんどんかかわって行きます。 そして今まで彼が味わった経験を皆に伝えながら、自分を振り返って行くんですね。
そして千葉雄大君演じる夜明も同じように監視者として同じクラスにいるんですね。彼こそ周りに馴染まず、ただじっと彼を観察しています。
これ原作アニメはもっと深みがあるみたいですね。 これはアニメ版を見ようと思います。 あまり期待してなかったけど、これはなかなか面白い！
高校３年生をもう一度やることになった新太
すぐに打ち解ける和臣
