anttiorbの映画、映像の世界

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蛾人間モスマン

2010年作品、シェルドン・ウィルソン監督、ジュエル・ステイト主演。

アメリカの片田舎ポイントプレザントの小さな湖で、女子大生のキャサリン(ジュエル・ステイト)をはじめとする大学生たちキャンプをして遊んでた。 彼らはこの町に伝わる伝説 「モスマン」 の怪談話で、一番年下の少年ジェイミーをからかっていた。
夜中にみんなで泳いでいる最中、みんなでふざけてジェイミーの足を引っ張っているうち、彼は溺れてしまい浮き上がってこなくなってしまう。 必死に引き上げるがすでに彼は息が無かった。
真っ青になり動揺する大学生たちだが、学生の一人ケイシー(マティ・フェラーロ )がみんなで口裏を合わせ、ジェイミーが飛び込んだ時に頭を打って死んだ事にしようと言い出す。 ジェイミーの兄であるジャレッド(マイケル・アイリス)も賛同し、最初は反対したキャサリンもやむなく彼らに協力することになった。 そしてみんなで頭部を石で殴り始めるのだった。
それから10年後、ワシントンDCで新聞記者を していたキャサリンは、ポイントプレザントの町で行われている 「モスマン・フェスティバル」 の取材をするよう命じられた。 あの夜以来、一度も故郷に戻ってなかったキャサリンは気が進まなかったのだが、上司の名れで渋々戻ってきたのだった。
ポイントプレザントに到着したキャサリンは、さっそく昔馴染みのひとりデレク(コナー・フォックス)と再会した。 デレクは今日がジェイミーの命日で、あの時の仲間で集まって飲み会をすると言ってキャサリンを誘うのだった
夜の8時に再会することを約束し、モーテルにチェックインしたキャサリンだったが、洗面室の鏡を見た途端、いきなり鏡にヒビが入る。 それは恐怖の始まりだった…

モスマン” というのは、ウェストバージニア州ポイント・プレザント一帯を脅かした謎の未確認動物(UMA)のこと。 もちろん都市伝説の範疇ですが、目撃例が多く、今はネッシー、雪男、とそん色ないほどの認知度になっていますね。 歴史的にももう50年以上の歴史もあるようです。
まあこういう作品は私は目が似のですが、どういう画作りをしてくれるかが問題ですが。
監督はシェルドン・ウィルソン、ほとんどがテレビ作品を撮っている監督みたいですね。 実はこの作品もそうなんですね。 主演のキャサリン役はジュエル・ステイト、向こうの連続ドラマにゲスト出演が多そうですね。
始めに死んでしまうジェイミーがモスマンに転じていくのか? まあ作りとしてはそうなる感じがしますが、どうもそうではないようですね。 それ以前に怪談話に高じていた悪ふざけが、モスマンを呼んでしまうという事に、仲間の死が拍車をかけるという事でしょうね。
そしてモスマンはどうやら鏡の世界を自由に行き来できるようです。 だからあらゆる映るものから飛び出てきます。 厄介な存在ですね。 逆に鏡を見なければいい?
そして生きながらえ、モスマンに魅入られても生き残った男もいるんですね。 でもその男が取った防衛手段は悲惨でしたが。
CGがふんだんに使われていますが、もうちょっとモスマンの実態に迫れると面白いのですが。

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ポイントプレザントに現れる謎の怪物

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犠牲者が増えて行く

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あの事件の当事者だけでなく

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映るものから飛び出てくる

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こいつを倒すことができるのか?

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