見覚えのない研究施設で目を覚ましたヘンリー。 大事故により体が激しく損傷しており、記憶もほとんど失われているようだ。
目が覚めると、目の前に美女がいた。 彼女は妻のエステル(ヘイリー・ベネット)と名のり、自分はヘンリーだと言われる。 そして彼の体に機械の腕と脚を装着。 声帯を取り戻す手術に取りかかろうとしたその時、謎の組織に襲撃されるのだった。
そこに現れたのが、桁外れの能力を持つリーダー、エイカン(ダニーラ・コズロフスキー)だった。 警備の人間たちはどんどん打ちのめされていく。 エイカンが施設を破壊してまわりはじめ、ヘンリーたちは脱出しようとするが、エステルがさらわれてしまう。
機械のパーツを取りつけ超人的な身体能力を手に入れたヘンリーは、妻を助け出すため、命がけの戦いに向かっていく・・・
私はまだ体験していませんが、VRでのアクションゲームを味わうならばこの作品なんでしょうね。 ヘッドマウントディスプレイは、発売後買おうか迷っていましたが、私がずっとやっているゲームでこれが出たら、試したくなるかも(^^)
今作の大きな売りは、スタントにカメラを装着させ、その映像を映画化したアクション作品です。
監督はイリヤ・ナイシュラー、もともとロシアのパンクバンドのボーカルですが、自作で作ったMVが話題となり、今作が製作されたという事らしいですね。 そして自らもヘンリー役でカメラを装着、スタントに参加しているほどですね。
妻のエステル役にはヘイリー・ベネット、彼女は 「ガール・オン・ザ・トレイン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14567521.html でメーガン役でした。 印象強かったです。
エイカン役はダニーラ・コズロフスキー、「タイム・ジャンパー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10582055.html というタイムスリップ作品に主演していますね。
そして、シャト―・コプリー、言うまでもなく 「第8地区」 で一躍名が知れた演技派俳優、ティム・ロスも出演しています。
物語は、エステルを救出するためにひたすら主人公:ヘンリーが、追って行く作品。 しかし、エイカンという存在が絶対的なんですね。 超能力者、念動力でしょうか、近寄れないしどんどんふっ飛ばされてしまう物凄い強さ。
始めは逃げていましたが、彼女が捕まったことから、戦わなくてはなりません。
しかしこの作品、当日2本目に見たんですが、正直強烈な睡魔との戦いでした。 面白くないわけではなく、画期的な映像なんですが、見ることにものすごく疲れを感じてしまうんですね。 脳が拒否している? そんな感じでどんどん眠くなってしまうんです。
物語自体は単純で、多少の謎の部分が最後解き明かされていくんですが、自分視点というゲーム感覚を徹底していて、VRゲームをすると “VR酔い” をする人がいるという事を聞いていますが、私はそうなる人間らしい感じがしました。
目が覚めると美人の女性が
しかしいきなり襲撃され
彼女・エステルが連れ去られる
戦いながら彼女を追う
襲われ反撃
しかし謎の男が現われる