anttiorbの映画、映像の世界

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オールド・ボーイ

2003年作品、パク・チャヌク監督、チェ・ミンシク主演。

ある雨の夜。 酔っぱらって警察に補導されたオ・デス(チェ・ミンシク)。 彼は、その日は大事な娘の誕生日で天使の羽のおもちゃをお土産に買っていた。 けれど、身元引き受け人の友人・ノ・ジュファン(チ・デハン)が公衆電話で話している最中、オ・デスは姿を消してしまう。
オ・デスは気が付くと、必要最低限の設備が整っている、見知らぬ部屋に閉じ込められていた。 理由も知らされず、足下にある小窓から定期的に餃子定食が配られ、ある音楽を合図に睡眠ガスを嗅がされる日々。
そんなある日、テレビで自分の妻が惨殺されたというニュースを見る。 しかも犯人はオ・デス。 オ・デスは暴れ狂うが、部屋から出されることはなかった。
時間だけが過ぎていく。 テレビを見て、餃子を食べ、催眠ガスで眠る。 オ・デスは何度も自殺を試みるが、丁寧に処置されまた同じ部屋に戻される。
ある日餃子と一緒に運ばれた箸が一本多く入っていた。 オ・デスは部屋の壁を箸で掘り始める。 何とか外が見え、雨が降っていた。 あと1か月くらいで出られると思った。
そして彼は、気たるべき日に備え、独学でトレーニングを開始、格闘に備えた動きを想像しながら行いはじめたのだった。 そんな時、催眠術を掛けられた。
気がつくとオ・デスは拉致された場所にいた。 拉致されてから15年もの歳月が経ってからのことだった。 そこにはビルが建っていて、彼は屋上で目を覚ました。そこには一人の男(オ・グァンノク)がいて、その男は今から自殺をしようとしていたが、いきなりの自由の身にオ・デスは全く理解できない。
その後、偶然に立ち寄った日本料理店で、生きた物をくれと言い、生きた蛸をいきなり食べ始め、突然気を失ってしまったオ・デスは、補助料理人ミド(カン・ヘジョン)の家へ連れて行かれる。 そして、ミドは、オ・デスに憐憫から始まった愛の感情を育てるようになる。
一方、オ・デスは監禁部屋で食べた焼きギョーザから出てきた 「青龍」 という伝票の文字から7.5階の監禁部屋の正体を捜し出すのだった…

パク・チャヌク監督作品は 「渇き」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6466240.html というホラー作品、「イノセント・ガーデン」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10680975.html を見ています。
またこのリメイクのスパイク・リー監督版 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13874999.html を見ていますから、大体の内容はわかっています。
主演はチェ・ミンシク、「悪魔を見た」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11763985.html は凄かったし、「悪いやつら」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13777134.html は小賢しかったし、「LUCY/ルーシー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12086850.html はマフィアのボスをしていましたね。
物語はなぜいきなり拉致され15年も拘束されたのか? その謎を解明するお話。 犯人も、実行犯もわかっていて、何度も戦うんですが、どうして妻は殺されたのか?そして娘は一体どうなったのか? 謎が謎を呼ぶところが、この作品の一つの面白さですが、さらにこの韓国オリジナル映画は、さらにアメリカ版よりもえぐいんですね。
アメリカ版も戦闘シーンとかけっこう這う力はありましたが、拷問シーンや、それ以外の描写がさすがに韓国作品、あまり遠慮が無いんですね。
ゴツゴツとした韓国作品の特徴が生かされた作品でした。

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いきなり閉じ込められ、毎日餃子定食

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15年後、いきなり釈放そして復讐に

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閉じ込められた場所を確定襲い掛かる

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容赦なく戦いが始まる

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ミドが手当てをしてくれる

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そしてこの男が黒幕なのだが

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