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セル

2016年作品、トッド・ウィリアムズ監督、ジョン・キューザック主演。

ボストンの空港。 コミック作家のクレイ・リデル(ジョン・キューザック)は、携帯電話で別居中の妻シャロンと通話していた。 自作のグラフィックノベル 『闇夜の旅人』のゲーム化権が売れた嬉しさもあり、息子のジョニーに会えないかと懇願していた最中、バッテリー切れに。 やむなく公衆電話でかけ直していたところ、携帯を使う周囲の人々に異変が起こる。
頭を抱えて小刻みに震えた後、口から泡を吹きながら、携帯を持っていない人々を襲い始めたのだ。 ナイフを持った料理人がクレイに襲い掛かり、携帯で警察に通報しようとした女性も暴徒と化す。 さらにそこに飛行機が突っ込んできて、空港は大パニックに陥ってしまう。
なんとか空港の地下鉄構内まで逃げたクレイは、そこでまともな人間に出会う。 もちろん地下鉄は動いていない。 車掌のトム・マッコート(サミュエル・L・ジャクソン)と出会い 、彼は地下鉄内を歩こうと言うが、彼に同調するのはクレイと若い男だけだった。 待っていれば電車が来るかもしれない、しかし残った者はあっという間に狂った人間たちの餌食になってしまう。
しかしもう少しで地上に出る明かりが見えた時、若い男は襲われ、殺されてしまい、クレイとトムは何とかマンホールから脱出、そこにごみ箱で重石をし、地上に出ることができた。
すでに町は荒れ果て、狂った人間たちはなにか集合し、変な行動をしている。 1台の二人乗りのバイクが来たが、あっという間に襲われ、その隙に二人は脱出し、やがて2人はクレイのアパートに辿り着く。 そこでは階上に住む17歳の少女アリス(イザベル・ファーマン)が、“奴ら” と化した母親を殺害していた。
“奴ら” に占拠されたボストンから、シャロン(クラーク・サルーロ)とジョニー(イーサン・アンドリュー・キャストー)が住む北へ向かうことにした3人だった。
その途中、昼は鳥の群れのように集い、夜は思考停止する “奴ら” の生態が次第に明らかになる。 彼らをひとつにしているのは、何者かが発する “パルス”だった。
その後、寄宿舎ガイテン・アカデミーに辿り着いた一行は、“奴ら” の生態を研究するアーダイ校長(ステイシー・キーチ)と生徒のジョーダン(オーウェンティーグ)に出会う。 その話によると、“奴ら” は凄まじい勢いで進化し続けているというのだった…

先日「サバイバル・ファミリー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14748297.html を見て、電気の無い社会の大変さを知ったところですが、今作は突然携帯が、スマホが人間を狂わせるという話ですね。
原作、脚本はスティーブン・キング、主演のジョン・キューザックが製作総指揮という作品。
監督はトッド・ウィリアムズ、「パラノーマル・アクティビティ2」 で監督を務めています。 このシリーズも一気見をしようと考えてはいますが。
他の出演者は、サミュエル・L・ジャクソン、最新作は 「トリプルX 再起動」 となりますか。 またアリスという少女役でイザベル・ファーマンが出演、彼女はなんと言っても 「エスター」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6686669.html でしょうね。 あれから8年、今回は変わったホラー作品に出演ですね。
日本では、携帯、スマホで会話というのはそこまで多くなく、SNSでの文字でのやり取りが多いんですね。 今作は、基本会話をしようと耳にあてるとやられてしまうんですね。 
じゃあ、機械を捨てればいいじゃないか、しかしいつかはまともに戻るんじゃないか、そして遠く離れた家族は友人に連絡がいつかとれるんじゃないか、そういう淡い期待でなかなか捨てることができないという側面もあるんですね。
始めは明るい昼間でしか行動をしない “奴ら”、そして一か所に集まった彼らを一網打尽にするという計画をクレイたちは行うんですが。
ゾンビのようで、ちょっと違う。 人間が携帯に支配されるという感じの作品ですが、実はもうそうなっているような気がした作品でした(^^)

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空港で会話が電池切れで切れてしまう

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パニックの空港から地下に逃げるとそこには

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マンションでであったアリス

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とりあえずスマホを冷蔵庫で保管

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そして3人で移動を開始する

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