2002年作品、ポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演。
空調設備を通じて所員全員がT-ウイルスに感染したため、外部へのウイルス漏出を防ぐべくハイブのメインコンピュータ 「レッド・クイーン」 は所内の各区画を封鎖して、消火剤であるハロンガスや、スプリンクラーの水を大量に散布し、約500名を超える所員全員を死亡させ、汚染を所内に封じ込めた。
この事態を知ったアンブレラ本社は、その原因はレッド・クイーンの故障によるものと推測し、レッド・クイーンをシャットダウンさせるため、自社の特殊部隊を現地に派遣する。
その頃、地上の洋館の一室で記憶喪失の女性アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が目覚める。 何も思い出せぬまま彷徨うアリスは、突然謎の男性・マット(エリック・メビウス)に抱きかかえられ、次いで突入してきた特殊部隊によって彼共々拘束される。 部隊長・ジェームズ(コリン・サーモン)から報告を要求されるも、アリスにはその言葉の意味がわからない。
記憶喪失の原因は屋敷の防衛システムが散布した神経ガスの副作用によるものとのこと。 また、アリスと共に捕らえられた男・マットは 「警官だ」 と名乗るが、警察手帳に記載されていた 「マット・アディソン」 という氏名は、警察のデータベースには存在していなかった。
隊員たちがアリスとマットを連れて屋敷の地下へ移動すると、そこにはハイブ本体へと連絡する地下鉄道が存在していた。 一同は早速列車に乗り、バイオハザードの現場へと潜入しようとするなか 列車の内部の奥にはアリス同様に記憶を失った男・スペンサー(ジェームズ・ピュアフォイ)が現れた。
部隊長には、アリスとスペンサーはハイブの入り口を守るための社員2人の偽装結婚だったと説明される。 部隊長と3名の隊員はレッドクイーンをとめるためにレッドクイーン制御室に向かうが途中、レーザートラップによって死亡してしまう。
はたしてレッドクイーンを止めることができるのだろうか?…
ゲームは1996年に発売され、日本のみでなく世界で大ヒットシリーズとなった作品の初映画作品、私はゲームは 「2」 から入ったんですね。 今から比べるとぎこちないPSでも映像でしたが、それでも休みの時は時間があればやっていて、まったく最初の数分で死んでは繰り返しをしていました(^^)
その後追っかけで1作目をして、「3」 が出た時も喜んでしていましたね。
映画化になったタイミングは実質上の4作目の 「バイオハザード CODE:Veronica」と、ニンテンドーゲームキューブ専用の 「0」 間に公開されましたね。
結構クリーチャーが出そろった時で、この映画化にはゾンビ、ケルベロス以外に何が登場するのかが気になっていました。 いわゆるボスキャラですね。
監督はポール・W・S・アンダーソン、このシリーズを今後ずっと手掛けており、途中監督はいったん降りましたが、今度公開の最終作もしっかり撮っています。 そして主演は現夫人のミラ・ジョヴォヴィッチ(^^)もう彼女のためのシリーズになりつつありますが。
二人はこのゲームの大ファンだったので結構積極的に参加して、そして2009年に結婚、ミラを初めて見たのは 「フィフス・エレメント」 でした。 最近では「サバイバー」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13573939.html に出演していますが、アクション作品に出る時の彼女は無敵でないと、何か納得できなくなるほど、この作品のアリスのイメージが着いてしまっていますが(^^)
ゲームファンだった私は、逆にこの作品劇場には行けませんでしたし、今までずっと劇場を避けていました。 ブログを書くようになって、ようやく 「バイオハザードV リトリビューション」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7107167.html を見にいきました。
そして最終作公開で、記事にしていなかった 「1」 から 「3」 を見直しました。
良く見ていると、ゲームに対していい距離感を保っていることがわかりますね。 そしてこの1作目は同じラクーンシティなんですが、この事件の発生が描かれていますね。 ゲームではあまり触れられていないところ、しかし同一線上にあるような微妙な距離感、そしてゲームキャラは人間体は登場しないんですね。
今見るとそれが功を奏した感じはしますが、当時はゲームファンにしたらちょっとがっかりだったのかもしれませんが。
記憶を失ったアリスだったが
ある指名を受ける
そこに現れたリッカー
そして変形
彼女の戦いが始まる