anttiorbの映画、映像の世界

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美しき獣

2012年作品、ザン・カサヴェテス監督、ジョセフィーヌ・ドゥ・ラ・ボーム主演。

アメリカ、コネチカット州。 脚本家のパオロ(マイロ・ビンティミリア)は仕事のためにここに滞在をしていた。 そんなある日レンタルビデオショップで美しい女性・ジュナ(ジョセフィーヌ・ドゥ・ラ・ボーム)と出会うのだった。
街の外れの豪邸に住むジュナにはある秘密があったのだった。 それは彼女はヴァンパイアの血を引く人間だった。 一目で惹かれあった二人、は、脚本家のパオロ(マイロ・ビンティミリア)と出会い、一目で激しく惹かれ合う。
ジュナはパオロと一つになりたい欲求を感じるが、彼女が生きていくためには生きた動物の血が必要だった。 それはパオロの血を欲してしまう事でもあり、ジュナは彼に本当のことを告げるのだった。
彼女はパオロと結ばれることを半ばあきらめていたのだったが、しかしパオロの選択は自分もヴァンパイアになるという事だった。 それだけ彼女に対する愛情の深さがあるのだった。
2人は永遠の若さと不老の肉体を持ち、ヴァンパイアとして密やかでも幸せな生活を送るようになる。 しかし、ジュナの妹ミミ(ロキサーヌ・メスキダ)が現れ、2人の関係をかき乱していく…

この作品も “未体験ゾーンの映画たち2015” の上演作品ですね。 この取り組みはテアトル系で行われているんですが、結構レイトで上映され、私はなかなかいけないんですよね。 そこが何とも歯がゆいんですが(^^)
監督はザン・カサヴェテス、デビュー作でしょうか? 主演はジョゼフィーヌ・ドゥ・ラ・ボーム、美しい女優さんですが、日本ではまだあまり作品が紹介されていませんね。 今作のヴァンパイア役は結構嵌っています。
しかしこの物語は、この彼女が属するヴァンパイアの世界観がなかなか面白いんですね。 正体を隠し生きていても、しっかり仲間同士交流がある。 しかしその中に姉に対する嫉妬なんでしょうか、ミミという妹がかき乱していきます。
それも二人に対してだけでなく、後半には別のヴァンパイアもにも生きた人間を襲わせる、このシーンは実に面白い(^^)
しかしヴァンパイアの弱点に彼女も。
エロティックなホラー作品でした。

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惹かれあう二人

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そして彼の選択は仲間になること

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しかし妹の存在

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生贄となる人間

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葛藤する姉妹

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