2015年作品、マット・オスターマン監督、ブランドン・ラウス、ケイティ・ロッツ、ベン・フェルドマン出演。
アメリカ。
2030年代半ばまでには火星に降り立つ予定のアメリカで、ある実験が行なわれようとしていた。 それは “ケプラー科学社” が主催するもので、代表者ウォルター・アンダーソン(グラント・ボウラー)は、長期間の宇宙飛行滞在に耐えられるかの、社会的&心理的実験を行なうというものだった。
4名の飛行士を地球の地下に建設した施設内に閉じ込めて、そこで400日間滞在するという実験だった。
宇宙船の船長という設定、黒髪の若者・セオ・クーパー(ブランドン・ラウス)、金髪の若い女性は医療カウンセラー担当・エミリー(ケイティ・ロッツ)、エンジ ニアとネット配信担当・コール・ドボラク(デイン・クック)、男性で食物&検査&実験担当のバグ・キエブロウスキ(ベン・フェルドマン)。
地下といってもそう深くなく、直径1mほどのマンホールみたいな穴から数mほど降りた場所。
地下には広くて白い清潔な施設が整っていて、4人はそこで400日間、外部との接触を遮断して過ごす予定となる。
施設内にはあちこちに監視カメラが仕掛けられて、またドボラクが撮影した映像を、1週間に1度センターに配信することも決められていた。 宇宙に出ているわけではないので、その気になればいつでも外に出られるが、脱落者はキャリアを失う代わりに、ミッションに成功すると賞金が出ることから、4人はやる気まんまんだった。
責任者・ウォルターに見送られ、報道陣の見守る中、彼ら4人は地下にもぐっていくのだった。
2030年代半ばまでには火星に降り立つ予定のアメリカで、ある実験が行なわれようとしていた。 それは “ケプラー科学社” が主催するもので、代表者ウォルター・アンダーソン(グラント・ボウラー)は、長期間の宇宙飛行滞在に耐えられるかの、社会的&心理的実験を行なうというものだった。
4名の飛行士を地球の地下に建設した施設内に閉じ込めて、そこで400日間滞在するという実験だった。
宇宙船の船長という設定、黒髪の若者・セオ・クーパー(ブランドン・ラウス)、金髪の若い女性は医療カウンセラー担当・エミリー(ケイティ・ロッツ)、エンジ ニアとネット配信担当・コール・ドボラク(デイン・クック)、男性で食物&検査&実験担当のバグ・キエブロウスキ(ベン・フェルドマン)。
地下といってもそう深くなく、直径1mほどのマンホールみたいな穴から数mほど降りた場所。
地下には広くて白い清潔な施設が整っていて、4人はそこで400日間、外部との接触を遮断して過ごす予定となる。
施設内にはあちこちに監視カメラが仕掛けられて、またドボラクが撮影した映像を、1週間に1度センターに配信することも決められていた。 宇宙に出ているわけではないので、その気になればいつでも外に出られるが、脱落者はキャリアを失う代わりに、ミッションに成功すると賞金が出ることから、4人はやる気まんまんだった。
責任者・ウォルターに見送られ、報道陣の見守る中、彼ら4人は地下にもぐっていくのだった。
しかし閉鎖空間での4人の生活、だんだんと精神的な圧迫感から各メンバーに異常が感じられていくのだった…
監督はマット・オスターマン、未公開のスリラー作品 「Ghost from the Machine 」 があるようですが、初鑑賞の監督です。 主演はセオ役にブランドン・ラウス、「スーパーマン リターンズ」 のクラーク・ケント役をしています。
それを受けての火星シュミレーションという事で、地下で400日生活をするというお話ですね。 その間は一切外部とは連絡をしてはいけないということ。 そしてこのミッションが極秘という事の2点がポイントですね。
どうやら4人は大きな報酬が約束されているようで、もし耐えられなかったら、外に出ればいいという安心感もあります。 しかし、閉鎖空間での長期間過ごすというのは、どうしても精神に混乱をきたすもの、4人のチームワークと、船長のリーダーシップがよほど強くなければね。
昔、藤子・F・不二雄のSF短編集の中に 「イヤなイヤなイヤな奴」 というお話があります。 この話は6人の宇宙飛行士がゼム油560000トンを積載し、地球へ帰還する最中、どんどん皆がイラつき大げんかが始まり航行に支障をきたす寸前、ある男が全員の反感を買い立て篭もるというお話です。
実はこの男は、会社から雇われた “嫌われ屋” なんですね。 精神的に空中分解しそうになった時、ただ一人他の全員から嫌われて、自分以外を団結させるというプロの仕事屋なんですね。
はじめから閉鎖空間での団結なんて不可能という事をわかっているからこその、会社の手配でした。
そんなお話なのかな? なんて思っていましたが、あと達成まで数日というところで、不気味にノックする音が聞こえ、侵入者が現れるんですね。 そこから物語は急変、4人はとうとう外の世界に出ていくというお話ですが。
こういう作品は好みなんで、私はラスト30分が大変興味深く思いましたが、ただ最後はどう解釈していいのか悩む作品でした。
4人は何とか400日を過ごそうと頑張っていた
しかしそれは精神的に過酷だった
そして終了が迫ったある日外部から侵入者が
外で何が起こっているのか
何かおかしい外部だった