anttiorbの映画、映像の世界

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バースデーカード


幼いころ、紀子(新津ちせ)は泣き虫で引っ込み思案だったが、そんな彼女をいつも励ましてくれたのは母・芳恵(宮崎あおい)だった。 悲しいことがあっても、母はいつも励まして、楽しませてくれた。
しかし彼女(篠川桃音)が9歳のころ、母にある悲しませることを行ってしまう。 クイズが得意な彼女が、クラスで学年のクイズ大会に出ることになった。 しかしクラスの女子たちが引っ込み思案の彼女がこの代表に選ばれたことが気にくわなくて、彼女は嫌味を言われ、結局1問もこたえることができなかった。
母にわけを聞かれた時、彼女が言った言葉は 「お母さんの 人生は幸せなの? 今の人生後悔することは無いの?」 という辛辣な物だった。
いつも家族をあたたかく見守る芳恵はその後病魔におかされてしまう。 お見舞いに行ったときテレビで、「パネルクイズ アタック25」 が放送されていた。
母はことごとく正解をするのだった。 紀子は母に番組に出たら優勝するのではというと、じゃあ病気が治ったら応募をすると言う。
しかし芳恵の体は、死期が迫っていた。 紀子の10歳の誕生日、芳恵は一時退院をして、父・宗一郎(ユースケ・サンタマリア)と紀子と紀子の弟・正男とピクニックに行く。 カレーを作り、芳恵はプレゼントを渡す。 そして一緒に手紙を渡し、二人が20歳になるまで毎年手紙を送ると約束する。 そしてついに芳恵は天国へ旅立って行った。
翌年、紀子の11歳の誕生日、本当に芳恵から手紙が届く。 以来、毎年届けられる母からの手紙は届くのだった。
14歳の時(中村ひなの)は、お祭りに行き、ファーストキスのチャンスがあっ た。 事前にキスの仕方が手紙に書かれていて、彼女は書かれた通りにしようとしたが、そう簡単にファーストキスには至らなかった。 しかし同級生で、たこ焼き屋でバイトしていた立石純とある約束をするのだった。
そして17歳(橋本愛)になった時、母の手紙にはあるところに行ってほしいという事が書いてあった。 それは彼女の生まれ故郷の小豆島だった。 そこで母の高校生の時の姿に触れ、タイムカプセルを掘り出すのに立ち会うのだった…

亡くなった肉親からの手紙、似たパターンでは 「5年後のラブレター」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6712424.html というWEBドラマがありましたね。 あの作品も泣けましたが、父親からの素敵なプレゼントを残された妻と息子がちょっとした冒険をするというお話でした。
また亡くなった人からメッセージが来るという作品では、今公開中の 「ある天文学者の恋文」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14450200.html を見たばかりです。
今作は、種明かしなどいらない、母が二人の子供に対して、残された命の期間に必死に20歳までの便りを書くというお話でした。 病気は明かされていませんが、重篤な病気かはわかる作りになっています。
宮崎あおい橋本愛が親子役? 初めは歳の差が無いのにと思いましたが、娘が10歳の時に亡くなっているから、そこから宮崎あおいは歳を取らないんですからおかしくない設定になっていますね。
これは監督の吉田康弘氏が脚本も兼ねています。 この脚本が実に巧みにいろんな伏線が張られていましたね。 というか全て逆算で練られている感じですね。
しかし1年に一回、その時娘が、息子がどうなっているか? さらに思春期を迎えたり、反抗期を迎えたりする子供たちに、その時を想像しながら年1回アドバイスを送る、しかしとうとう紀子はもういない母に反発をしてしまいます。 しかしそれも一つの出会いを引き起こすという絶妙な展開でした。
キャスティングからも優しい作品になる人選、ラストサプライスは本当に泣けましたね。 良いほんのりとした感動ドラマでした。

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クイズ大会の帰り道、母に辛い言葉を言ってしまう紀子

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母は手芸が得意だった

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しかし病魔が彼女を襲う

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母の故郷に行く17歳の紀子

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19歳のとき、母の手紙に反発、読まない彼女に出会いが

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弟は母の手紙に押され旅に

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