アメリカ西部の荒野で、ジェーン(ナタリー・ポートマン)は夫ハム(ノア・エメリッヒ)と娘と暮らしていた。 しかしある日、悪名高きビショップ一家の首領ジョン・ビショップ(ユアン・マクレガー)にハムが撃たれ瀕死の状態となり、穏やかな暮らしが一変する。
すぐさま、腰の銃弾を取り出し、火薬で焼き消毒をするが、肩の傷は深く、弾を取り出すことは出来なかった。 この場所は荒野のはずれにあり、そう簡単に見つかる場所ではなったが、ハムは数人のビショップの部下を撃ち殺していた。
ジェーンはこのままではいずれ見つかり殺されてしまうと思い、彼女はあるところに向かうのだった。 かつての恋人ダン(ジョエル・エドガートン)にすがる思いで助けを求めるジェーンだったが、ダンは彼女に裏切られたと言う思いが強く、首を縦に振ることは無かった。
諦めたジェーンはありったけの弾薬と爆薬を買い、家に戻ろうとしたとき、ビショップの部下に見つかってしまう。 危機一髪になったとき助けに来たのはダンだった。 しかし一瞬の隙を突いて、その男を撃ち殺したのはジェーンだった。
結局ダンは、報酬をもらって、彼女の応援をすることを承諾する。 いったい二人の間には何があったのか?
二人は恋人同士だった。 しかし南北戦争徴兵されたダンは、敵軍の捕虜となり、戦争が終わるまで行方不明だったのだった。 娘を抱え、当ての無い彼女を囲ったのがビショップだった。 しかし彼女を娼婦にしようとしたときに、彼女に恋をし救ったのが今の夫のハムだったのだった。
しかしそれを逆恨みしているのがにショップ。 そしてダンが戻ってきたときにはもう二人の間に子供が生まれ、ダンはその姿を見て彼女に裏切られたと思ったのだった。
果たしてジェーンとダンとハムの運命は?・・・
この作品はキャスト、監督がなかなか当初の予定通り行かなく紆余曲折あった作品のようですね。 ナタリー・ポートマンが製作、主演となっていますが、結局監督はギャヴィン・オコナーとなり、ダン役はジョエル・エドガートン、彼は 「ブラック・スキャンダル」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13877589.html のコノリー役、そしてビショップ役には、「スターウォーズ」 で競演した、ユアン・マクレガーに。 ちょっと 「?このキャスティング」 という感じがしましたが。
物語はガッツリ西部劇を見せてくれていますし、絶体絶命の戦いからの、ジェーンの戦い、ハムの生き様、ダンの強さを見せてくれました。
西部劇は正直苦手なんですが、これは大変見やすくよくまとまっていました。