2012年の下院議員選挙を前に、ノースカロライナ州の現職下院議員カム・ブレイディ（ウィル・フェレル）は人妻との不倫が明らかになり人気が急落、それまで彼を支援してきた地元の大物実業家であるモッチ兄弟・グレン（ジョン・リスゴー）、ウェイド（ダン・エイクロイド）は、ブレイディを見限り新しい候補を探していた。
そして、モッチ兄弟は強力な選挙参謀ワトリー（ディラン・マクダーモット）を送り込んでくる。 彼の厳しい指導の下、マーティはブレイディと足の引っ張り合いとも言える醜い選挙戦を繰り広げる中で、徐々に人気を集めるようになっていく。 彼の言うとおりにすることで、ブレイディのボロがどんどん出てくるのだった。
しかし、愛妻家で、子煩悩な普通の家族だったヒギンス家に、すきま風が吹き始める。 妻ミッツィ（サラ・ベイカー）から、家族でいる時間が無くなってしまったと言われ、選挙戦に勝てば、それまでの辛抱だと言い聞かせるが、彼女はなかなか認めることができないのだった。
そんな中、モッチ兄弟が地元の土地を中国に売り渡して大儲けを企んでいることを知ったマーティは、この選挙戦に疑問を持ち始めるのだった。
そして、モッチ兄弟に談判しに行くのだったが…
「俺たち～」 という邦題の作品はいろいろありますが、有名なところだと、副題ですが 「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン！」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11535151.html がありますが、今作品はいいキャストながら日本未公開、もったいないコメディ作品ですね。
監督はジェイ・ローチ、「ミート・ザ・ペアレンツ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11365556.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11370549.html シリーズを撮っていますから、笑いのツボはしっかりと、他作品もコメディ中心ですね。そして最新作は 「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14318269.html でした。
主役はどちらかというとザック・ガリフィアナスでしょうかね？ 彼はもう言うまでもなく「ハングオーバー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9750346.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9757857.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9765191.html シリーズのアラン役！ですね。 しかし今回は正義の男でした。
そして対照的なのが現職議員のウィル・フェレ演じるカムでしたね。 でも多くの議員なんて実態はこうでしょうね。
確かにもうそろそろ大統領選挙が本格的になってきますが、特にアメリカの選挙戦はこういうスキャンダルのばらしあい、足の引っ張り合いなんですね。 逆にこの作品は誇張はしてありますがリアルじゃないか？ と思えました。
まあ奇跡のような選挙戦はご愛嬌ですが、なかなか、楽しい作品でした。
