1989年作品、ロバート・ゼメキス監督、マイケル・J・フォックス主演。
85年の世界に戻ってきたマーティ・マクフライ（マイケル・Ｊ・フォックス）は、一変した状況に驚き、喜んでいた。 恋人のジェニファー（エリザベス・シュー）と共に、憧れていた新車でドライブをしようとした矢先、未来の世界からドク・ブラウン（クリストファー・ロイド）が現れる。
焦っていたドクは、未来の自分の子供の身が危ないと言い、恋人のジェニファー（エリザベス・シュー）と共に、2015年の世界に行こうと言われる。 いままでプルトニウムが燃料だったが、ドクはゴミ箱の中から、いくつかのごみを放り込みそれを燃料としていた。 そしてデロリアンも改造され、空を飛ぶ車に変わっていた。
しかしそれをビフ（トーマス・F・ウィルソン）が目撃をしてしまった。
そして車の中で矢継ぎ早に質問をしてくるジェニファーを眠らせ、嵐の中やって来た２０１５年の世界だったが、そこでドクは、マーティーにある役割を演じさせるのだった。 老いたビフ・タンネンの孫グリフ（トーマス・Ｆ・ウィルソン）にいじめられる息子のジュニア（マイケル・Ｊ・フォックス）を助け、悪の道に足を踏み入れることをとどまらせることだった。 そうしないと、マクフライ一家の将来は絶望的になってしまうからだった。
無事、グリフたちをやっつけたマーティはこれで安心して帰れると思った時、眠らせていたジェニファーが、警察に保護され、今の家に送り返されてしまう。 ジェニファーが今の自分と遭遇してしまったら？ ドクは、全宇宙の崩壊が考えられるととんでもないことを言うが、ドクとマーティは、ジェニファーを取り戻しに今のマクフライ家の住んでいる家に向かおうとする。
しかしそ直前に、マーティがちょっとした悪戯心で手にしたスポーツ年鑑を買ってしまうのだった。 これがあれば、1985年に戻って、未来のスポーツの勝敗がわかり、それに賭けて大儲けができると思ったからだった。 しかしドクはその考えを一喝、すぐにその雑誌を捨てるのだった。
ただ、それを隠れて聞いていた人間がいた。老いたビフはこっそりそれを盗み、二人の後をつけて、隙を見てデロリアンを拝借し、過去の世界へ旅して行ったのだった。そしてこのことを二人は、知らないのだ…
「午前十時の映画祭７」で、毎週夏休み企画でやる3部作。 今回も見てきました。 今回もほぼ満席、私の周りにけっこう同世代の方たちが、昔劇場で見て、また見たいと思って来られているんでしょうかね？
当時は4年ぶりの続編という事で、しっかり予習をして映画館に行った覚えがありますね。 確かに1作目のラストはこれから未来へ！ という終わり方でしたから結構待たされましたね。
確かにその間に 「摩天楼はバラ色に」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6188553.html 「カジュアリティーズ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7958083.html とかが公開されていますから。
本来は、「キル・ビル」のように1本として製作されたこの「２」と「３」、ですから本編が終わるとすぐに、“coming soon！”“To be continued.”で、「３」の映像が流れてくるんですね。 半年間待って下さいでした（＾＾）
あとから気が付いたのは、マーティの父親のジョージの役者さんが変わっているんですね。 巧みに顔の部分を映さないように、新作を撮っていますが、1でのシーンを差し込んだりして、何とかつないでいるんですね。 変わってしまった1985年で、ジョージが死んだことになっているのはそのためだと言われていますが。
また、デロリアンを盗んで過去に行って、帰ってきた老ビフが、苦しむシーンが映っていますが、未公開シーンではビフが消えていくところもあるんですよね。 自分が犯した過去を変えた罪で、自分の存在が消えていく、憐れなシーンは結局カットになっています。 設定では、ロレインに殺されたという事らしいですね。
今回も、終わった後拍手が起きました。 そして感動の3作目は来週に、結末は知りすぎていますが、楽しみ（＾＾）(１０時）
