スノーホワイト(ラフィー・キャシディ)は、マグナス王(ノア・ハントリー)と王妃・エレノア(リバティー・ロス)に大切に育てられた外見も心も美しいプリンセス。 幼馴染のウィリアム王子(ザビエル・アトキンス)と遊ぶ平和な毎日を送っていた。 しかし、最愛の母が亡くなってしまう。
その後、王国に黒い軍隊が襲ってくる。 マグナス王は謎の軍勢との戦闘後、囚われていた女性を助ける。 薄汚れた捕虜の女だったが、その女・ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)は大変美しく、着飾った姿に王は一目惚れをし、新しい王妃に迎えるのだった。
ラヴェンナは、スノーと仲良く暮らしていこうと優しく語りかけるが、すぐに彼女の野心が発覚する。 マグナス王を暗殺し、彼女は王国を乗っ取るのだった。 そして見せかけの黒い軍隊ではなく、本当の軍隊を差し向け、すべてを奪ってしまう。
スノーホワイト(クリステン・スチュワート)は、国を乗っ取られ、7年間の幽閉生活を送ることになる。
一方、女王ラヴェンナは魔法の鏡にいつも問いかけていた。 「鏡よ、鏡。この世でいちばん美しいのは誰?」 「もちろん女王様です」 しかしある日、鏡はこう言った。「この世でいちばん美しいのは女王様ですが、やがてあなたよりも美しい娘が現れます。 その時、娘の心臓を食べれば、あなたは永遠の美と若さを手に入れ、不死身となるでしょう」
その娘が自分の継娘スノーホワイトと知った女王は 、彼女を殺そうとするが、間一髪、闇の森へ逃げられてしまう。 女王は森に詳しいハンターのエリック(クリス・ヘムズワース)を雇い、刺客として解き放つのだった。 エリックは妻を失った悲しみから自棄的生活を送っていたが、ラヴェンナは死んだ妻を蘇らせると嘘の約束で強引にエリックを従わせたのだった・・・
新作公開前に、1作目を未見だったので視聴しました。 「白雪姫」 の物語だったので、てっきりディズニー作品と思っていましたが、グリム童話ということで、ディズニーではなく、ユニバーサル作品だったことに気がつきました。
実は最近白雪姫の話を、ラジオの語りで聞いたばかりでした。 原作を忠実に語ってくれていたので、私が聞いていた話とまた違った原作だったとちょっと驚いたばかりでしたが、今作はもっと冒険譚になっていますね。 完全なアクションアドベンチャーSF作品、ダークファンタジーでした。
監督はルパート・サンダース、ハリウッド初監督ですね。 主演はクリステン・スチュワート、最近では 「アクトレス~女たちの舞台~」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13591964.html のマネージャー役、「アリスのままで」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13207391.html では娘役、「エージェント・ウルトラ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13847710.html では恋人役で、重要な役どころを次々とこなしていますね。
相手役はクリス・ヘムズワース、「マイティ・ソー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6619019.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11045401.html の無敵のイメージが私は強いです。
物語はこのあと、こびとがもちろん出てきますが、実はこの作品の面白さはここですね。 豪華なこびとですし、よく彼らがオファーを受けたなあと感心してしまうほど豪華なこびとでした。
メイキングも見ましたが、各人に実際のミゼット役者がついているんですね。 このドワーフたちのシーンで、映画自体がちょっと上がった感じがしましたが、評価は低かったみたいですね。
しかしなんとか続編にこぎつけましたが。