anttiorbの映画、映像の世界

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ラフ ROUGH

2006年作品、大谷健太郎監督、長澤まさみ速水もこみち阿部力出演。

実家が和菓子屋の二ノ宮亜美(長澤まさみ)と大和圭介(速川もこみち)は、お互いに商売がたきの家の娘と息子として、まるで『ロミオとジュリエット』のように育てられてきた。 そんなふたりが同じ高校に入学、水泳部で再会した。
亜美は高飛込み、圭介は競泳選手として同じプールを使って練習に励む。
亜美には、「お兄ちゃん」 と慕う幼なじみでフィアンセの仲西弘樹(阿部力)がいた。仲西は圧倒的なスピードを持っていて、自由形日本チャンピオンだった。 圭介にとって最大のライバルだった。
そしてさらに女子でも、高飛び込みの女子日本チャンピオンかおり(市川由衣)は、圭介への好意を隠さず積極的に接近する。
圭介は、人並み以上の恵まれた体を持っているが、性格的に何か今一つ欲のない感じだった。 大会の直前でも、別のことを考えているような男だが、ひとたびスイッチが入ると力を出す、そんなタイプだった。
そんな二人の仲だが、同じ寮で生活している亜美と圭介は、いがみあいながらもいつしかお互いを意識しあっていることに気がつく。 しかし、その想いを口にすることはできない。
圭介の親友で、高飛び込みのエースである緒方(石田卓也)は、もっと素直になるようにと圭介に説く。 
ある夏の日、水泳部のメンバーで出かけた海岸で事故に遭い、溺れてしまう亜美。しかし、亜美を救うため海に飛び込んで救出したのは仲西だった。 やはり亜美は、仲西との関係が 強くなってしまうのだろうか…

淡い青春作品、なかなか今では長澤まさみ速水もこみちの組み合わせ自体珍しいですよね。 イケメン俳優でCMも多く熟している速水ですが、映画作品はあまりないんですよね。 テレビドラマの方が多いくらい。
一方長澤まさみは、このころあたりからちょっと停滞期に入っていた感じがします。 「世界の中心で、愛をさけぶ」 は一大ブームになった作品で、彼女が大ブレークしましたが、その後売れすぎて、彼女自身の起用のされ方が荒っぽくなった感じがして、しばらくは見るのを控えたほどでした。
私も苦手な若手女優になってしまいましたが、脇をこなしながらだんだん磨かれていきましたね。
近年の作品では、「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11563134.html 「海街diary」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13165901.html は彼女の良さが出ていましたし、2011年の「モテキ」劇場版http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6510566.html から私はちょっと認識が変わりました。
今作では、そんな格闘期(^^)な作品だったと思いますが、エロい目線で見ると、彼女の水着姿だけを見るための作品にさえ感じられる、ナイスボディというか、あの若さの理想の体型ですね。 また今はもっと大人の色気が出た、今ならではの体形になっています。
大谷監督作品は好きですし、これはこれでいい感じなんですが、この時点では、ちょっと二人には主役を張れるほどの力量がちょっと足りなかったかなという、アイドル作品になっていました。

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素質を生かし切れない圭介

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幼なじみの亜美

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亜美の憧れで、ライバルの仲西

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そして亜美の同じ部のかおり

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意識し合う二人だが

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