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SHERLOCK(シャーロック) 大いなるゲーム

2010年作品、ポール・マクギガン監督、ベネディクト・カンバーバッチ主演。

解決すべき事件が持ち込まれず、シャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)はイライラを募らせていた。 「世の犯罪者はいったい何をしているのか?!」 わけのわからない言葉を吐きながら、拳銃を乱射して鬱憤を晴らしていたところにジョン(マーティン・フリーマン)が帰ってきたから、大変だった。
しかしそんな平穏な状態を突き破るかのように、平和な街221Bの向かいの建物で突然爆発が起こる。
爆発の翌朝、兄のマイクロフト(マーク・ゲイティスがベーカー街にやってきて、極秘開発されているミサイルシステム 「ブルースパーティントン」の設計図が盗まれたので探し出すよう、シャーロックに依頼するのだった。
そして計画に関わったMI6の事務員アンドリュー・ウエスト(サン・シェラ)は、バタシーの線路脇で死んでいるのが見つかり、彼の持ち出した設計図入りのUSBメモリの紛失が発覚する。
しかし、退屈していたはずのシャーロックはマイクロフトの依頼を断るのだった。 不審に思って問いただすジョンだが、入れ替わるように電話がかかってきたレストレード警部(ルパート・グレイブス)からの依頼を引き受ける彼は、兄との確執は相当根深いようだった。
シャーロックとジョンヤード着くと、レストレードから、前夜の爆発現場に封書に入ったシャーロック宛のスマートフォンが残っていたことを知らされる。 また、そのスマートフォンに、着信があった。
しかしその声の主はひどく怯えて、何かを読まさせられているようだった。その口調、言っている内容は高圧的で、バカにした挑戦的な文句だった。シャーロックが制限時間内に謎を解けないと、電話を掛けている人質が爆発で死ぬという着信がある。
シャーロックは、人質に爆弾を巻き付けて脅迫してくる爆弾魔と、事件の謎を解くことで対決するゲームを始めるのだった…

今まで影のような存在だったジム・モリアーティーがいよいよ姿を現すという回となっていますね。 原作小説だと彼は高齢の設定ですが、若いころからの天才という事らしいですね。 シャーロック・ホームズと絡んだところ は老齢期だという原作から、今作では同じ年齢設定として、永遠のライバルという作風に仕上げているんですね。
この存在も、先日観た「忌まわしき花嫁」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13920541.html でなかなかピンとこなかった存在でした。 やっと登場してくれたというところですね。
彼は、「世界で唯一のコンサルタント犯罪者」と自称していて、シャーロックの対極の存在なんですね。 また自ら手を汚すことを嫌うという何とも卑劣な存在として位置づけられています。
人質に爆弾を張り付けるという非道な設定は他作品でもありますが、その人質自身に脅迫役までやらせるというのは、なかなか見ない設定でした。
これで第1シーズンが終わり、第2シーズンになっていきます。

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暇を持て余していたシャーロック

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世の犯罪者はなにをしているのか!

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しかし、そこに

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しかし、それは

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彼の登場だった