anttiorbの映画、映像の世界

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怪談新耳袋 怪奇 ツキモノ

2010年作品、篠崎誠監督、真野恵梨菜主演。

就職に対して漠然とした不安を抱える大学3年生の桐島あゆみ(真野恵里菜)。 志望企業の二次面接を終え、授業に出ようと学校に向かうバスに乗車した彼女は、二次面接が無事通ったという連絡を受ける。 これでホッとした彼女は、嬉しくなってきた。
そこに、靴も履かずに素足のまま乗り込んできた奇妙な女と遭遇する。 体を小刻みに震わせ、大きなしゃっくりを繰り返す女。 大学に着き、降りようとするときに、思わず“大丈夫ですか?”とその女に声を掛けてしまうあゆみだった。
しかし、女の口から出たのは “…背負う気あんの?” という、返答とも独り言ともつかない言葉。 気味悪くなったあゆみは急いでバスを降り、トイレで着替えを済まし、友達の待つ教室に向かう。
ちょっと遅れて席に着いたあゆみだったが、講義が始まってしばらくたつと、さっきの女が現れ、ガラス越しに頭を打ち付けはじめる。 何とも変な行動をする女に教室中がざわめき始めるが、教師が迷惑だからと言いかけガラス戸をあけたとき、女は教師の目を焼き、殺してしまう?のだった。
そして彼女が教室に乱入、パニックになり逃げ惑う生徒たち。
逃げ遅れたあゆみを助けたのは須藤匡子(坂田梨香子)だったが、彼女も取り押さえられる。 だがなんとか振りほどき、二人は逃げ出すのだが、ショックからか、彼女は気絶してしまうのだった。
大学はその校舎を閉鎖し、次の日も授業を続けるのだが…

劇場版第3弾は、ちょっと時間が空きましたが「怪奇」という作品。 これは2作に分かれているんですね。 どちらも主演は真野恵梨菜という事になっています。
物語は、就職が決まりそうなあゆみと、なかなか決まらない大学での仲間との溝がこの後浮き彫りになっていくんですね。 しかし、そこにこの謎の女が容赦なく襲ってきます。
彼女がちょっとした親切心から声をかけてしまったことが原因なんですが、もし彼女が2次面接に失敗していたら、心の余裕などなく声もかけていなかったかもしれない、人間はそういう時に隙ができてしまうのかもしれませんね。
そしてなぜかしゃっくりを繰り返す女、どこまでも目があったら追いかけてくる、最後には走ってでも追いかけてくるんですがね。
真野恵梨菜は、最近だと園子音作品の常連になっています。 最近の4作は皆勤賞ですが、「orange-オレンジ- 」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13728292.html にも、恋のライバル役で出演していますね。
そろそろ大きな作品のヒロインをやっても良いころかもしれませんね。

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“女”に襲われるあゆみ

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そして助けてくれた須藤も変わってしまう

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“ミザル、イワザル、キカザル”

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