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マンドレイク 人喰い植物のえじき

2010年作品、トリップ・リード監督、マックス・マーティーニ、ベッツィ・ラッセル出演。

実業家のハリー(ベニート・マーティネス)は、祖先であるスペイン人征服者たちが、南米ジャングルに残して来たという伝説の短剣を探していた。 彼はそれを手に入れるために学者と傭兵たちからなる調査チームを派遣する。
リーダーはハリーの部下であるカーラ(ジョン・マック)。 現地人ガイドにはサンティアゴ(ニック・ゴメス)、傭兵のマッコール(マックス・マーティーニ)、人類学者で言語学者フェリシア(ベッツィ・ラッセル)、考古学者のリン(ウェイン・ベーレ)などが同行する。
しかしここは現地の人間にとっては禁断の地であり、さらにゴメスという指導者が引き入るゲリラをも存在している危ない地でもあった。 そして早くも現地人の一人は森に引き込まれ犠牲となってしまう。
彼らはすぐにスペイン人征服者の墓を発見する。 その墓を暴き、遺体に突き立てられていた短剣を見つける。 フェリシアが慎重に進めようとしたが、中の一人が短剣を抜き取ってしまう。 しかしそれが悪夢の始まりである事を彼らは知らなかった。
突如として現地の原住民ヤンバリ族が彼らに襲い掛かる。 調査チームは壊滅状態となり、生き残った者たちはジャングルを逃げ回る。
一方、ハリーは自ら別調査チームを率いて短剣を探しに行く。 しかし、ヤンバリ族よりも恐ろしいものがこのジャングルには潜んでいた。 それは「マンドレイク」と呼ばれる森の守護神であった。 マンドレイクは遺体から短剣を抜いた事により、封印から目覚めてしまったという。 マッコールたちは、ヤンバリ族とマンドレイクの襲撃から逃れながらも、守護神の封印を成功させなければならない。 だがそこにハリ―ら一行が登場する事により、事態は最悪の方向へと転がっていくが…

いろんなモンスター作品はありますが、植物系のモンスターは、少ない気がします。
今作は、ある意味森の守り神的な存在、マンドレイクという食虫植物がモンスターなんですね。 食虫植物は、小さくても結構昆虫を捕食するシーンはエグイもんですが、今作では巨大な食虫植物、人間を捕食するところは結構残酷極まりないんですね。 その食べ方が何とも面白いというか、そう来るかでした。
物語は実業家のある種道楽のような探検に、多くの人間が雇われ探索に向かうというお話。 そこには現地の村人や、奥地には原住民がいて結構戦闘的な人種です。 さらに登場はしませんがゲリラもいるようで。
もちろんこの実業家ハリーは、胡散臭さいっぱいですね。 しかし初めは自家用機に乗って、高みの見物というか自分では手を汚さない態度から、あることから一変、進路を変えさせ現地に乗り込んでくるんですね。 それは、彼が捜しているものが見つかったらしいことからでした。
しかしそれはマンドレイクの怒りを買い、そのためにはある犠牲も必要になってくるという皮肉も画かれていますね。
こういうモンスター作品もたまにはいいかも(^^)

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学者とハンターたちの混合チーム

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しかし突如襲い掛かってくる植物

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こちらも戦闘態勢

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現地人による生贄にされる探索チームの一人

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そして全形を表すマンドレイク

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