anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

リアル鬼ごっこ4

2012年作品、安里麻里監督、荒井敦史相楽樹未来穂香出演。

金髪の少年がひたすら逃げている。 金属バットを持ち、鬼になかなかの抵抗をしている。
女子高内。 一匹狼のツカサ(相楽樹)は、マユリ(前田希美)率いる不良グループに絡まれていた後輩のユイ(未来穂香)を助ける。 ユイはなぜかツカサの血液型を知っていた。 それは、前の日に血液検査がなぜかあったからだった。
しかしその日、日本の歴史を習っているとき、緊急の国営放送が流れて来た。 王様(山本浩貴)が登場し “これよりリアル鬼ごっこを開始します。ターゲットは血液型がB型のみなさんです。” ルールは捕まったら即殺される。
何が起こったのかわからない生徒たちだったが、確かめに行こうとする教師が殺されて生徒たちは初めてとんでもないことが解った。
校内になだれ込む鬼たち。 女生徒たちはあっという間に捕まってゆく。 ツカサとユイはなんとか校外に脱出するが、その前に他校から逃げてきたマサハル(荒井敦史)が現れる。 さっき外を逃げていた金髪の少年だった。 男嫌いのツカサと自己中心的なマサハル。 いがみ合う2人だったが、生き残るために協力せざるを得なくなってゆく……。

前作の冒頭で郊外に脱出をしたもう一人の少年マサハルから始まります。 金属バットで意外に強い彼は、けっこう鬼たちをやっつけていくんですね。ここがまず前作とリンクしているシーンですが、実はあまりこの「4」と「3」は別の高校の同時進行ドラマなんですよね。 ここでわかるのは、他の場所でも、B型駆逐が行われているという事、そして、脱走者が集まる場所がある事でした。
今回のキャラでは相楽樹演じるツカサがいいですね。 女子高でも一匹狼、男なんて信じない、もちろん男勝りの性格なんですが、でもそれはいままであった男たちがしょうもない奴らばかりだったからです。
マサハルも実は過去にある体験があって他人を信じようとしない人間になっているんですね。
これは次作のメンバーもちょっと出てきますが、唐突に出てきてすぐに出番がないので、予告編的に出てくるんですね。
1作目よりコンパクトになっていて、こっちの方が見やすいし、感情移入がしやすかったです。

イメージ 1
マサハルは金属バットで、鬼を倒す

イメージ 2
ツカサとユイ、二人ともB型

イメージ 3
マユリはゆいを生贄にしようとする

イメージ 4
郊外では、時間無制限、鬼も多い

イメージ 5
そしてマサハルと合流

イメージ 6