anttiorbの映画、映像の世界

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リアル鬼ごっこ5

2012年作品、安里麻里監督、井上正大、仲間リサ浅利陽介出演。

王様(山本浩貴)の命令によって始まったリアル鬼ごっこ。 対象はB型の人間、それは高校だけでなく、企業でも行われていた。
ダメ新入社員の大地(井上正大)は、密かに先輩女子社員の希(仲間リサ)に恋心を抱いていた。 そんな彼がITオタクでアニメオタクの浩太(浅利陽介)と共に、残務処理をしていると、突然社内にアナウンスが響く。 「これよりリアル鬼ごっこを開始します。ターゲットは血液型がB型のみなさんです……」 戦場と化すオフィス。
B型の人間が次々と殺されていき、大地たちは一カ所に集まり鬼の襲来に備えていたが、その時B型の希が鬼に襲われそうになる。 しかし、間一髪の危機 を救う大 地だった。
その直後に、希の彼氏・朔也(河合龍之介)があっという間に彼女を連れ去ったところで、1日目の鬼ごっこは終わったが、大地たちは朔也に罠をはめられ、浩太らと共に社外に放り出されてしまう。
朔也の本性を見抜いた希は、自分を助けてくれた大地を気遣う。 一方、社外で逃げ延びた大地は清掃員の通称:マエストロ(史朗)や浩太たちと、ほかの場所から脱出したB型の人間たちと合流していた。
エストロは、自家製の爆弾を作っていたが、そこに鬼たちの襲撃があった。 しかし彼の爆弾が功を奏し、そこでの鬼を全滅させる。 そして大地は希を救うため、オフィスに戻る決心をするが、それを意気に感じたマエストロと浩太は、彼について行くことを決めるのだった…

いよいよ完結篇の「5」です。 ここでまず驚くのは、初めにこれが完結編だという事を匂わすんですね。 それは、まず今回の主人公井上正大演じる大地がヒーローになると言っちゃうところですね。
彼は仮面ライダーディケイドで主人公を演じ、牙狼で悪役をやっていますし、私の記事では 「デス・ゲーム・パーク」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11136935.html でも悪役を演じています。 今作では、オタク仲間の浩太と一緒に、この嫌なゲームを終わらせる立役者になっていきます。
絶対的な権力を持っている王様が、なんとも脆いんですが、その辺はあまり深く詮索はしない方がいいと(^^)
ただ今までの前2作の謎がすべて明かされ、理不尽な王様のゲームの真実、そして不可解な延長戦、それがある理由によって行われたことがわかります。
ヒロイン役には仲間リサが起用されていますが、実年齢通り、年上の相手役です。二人の出会いもラストに描かれていて、3部作でしっかりと終らせているところは良いですね。
この3本は、ユナイテッドシネマで、 3週連続上映され、基本的にはDVD作品として作られているようですが、1本見て止めるか、3本見てしまうかでしょうね。
昨年、園子音監督が 「リアル鬼ごっこ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13258754.html を制作しましたが、これもまた独立した作品でした。
これ以外のスピンオフもあるんですが、それはおいおい(^^)

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オフィスでも始まった鬼ごっこ

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希を救う大地

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希の彼氏の朔也は大地達を追い出す

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3人は再びオフィスに戻り、希を救出に

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朔也を見限り、大地を愛する希

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