anttiorbの映画、映像の世界

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劇場霊からの招待状 第8話「回帰」

2015年作品、三宅隆太監督、向井地美音主演。

何もない部屋で目を覚ました女子高生・和泉繭(向井地美音)。 そこは何かの施設のようだがその光景に見覚えはなく、自分がなぜここにいるかわからない。
そして何か大切なことを忘れているようだが、それも思い出すことができなかった。
記憶が戻らないまま施設の中をふらふらと歩きまわっていると、突如爆発音とともにサイレンが聞こえ始める。 そしてそこにはコンサートのちぎれたチラシが落ちていた。
すると、慌てる繭の脳裏に一緒にいたはずの妹・さくら(大庭愛未)の存在が蘇ってきた。 さくらを探し、施設中を探す繭。 
上の階のトイレで、さくらの泣き声を聞いた繭は、やっとさくらを見つけ出し外に出ようとするが、いつの間にか二人は無数の黒い人影に取り囲まれていた。 もはやこれまで・・・と思った瞬間。
ふと気づくと、繭は先ほどと同じ部屋で目覚めた。 いったい何が起きているのか、ここはどこなのか。 何度試してもさくらを救うことができず、繭は・・・

同じ時間を何度もループするというこの作品、この設定はいろいろありますね。
ちょっと前のトム・クルーズの大作 「オール・ユー・ニード・イズ・キルhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11847804.html もそうでしたし、「X-ファイル」でも、こういう設定の作品がありました。
まあ、30分の短編なんで、ここはもうちょっとコンパクトな仕上がりになっています。
たいがい、何度もチャレンジできるということは、ある目的を達成する必要があるんでしょうね。 そのため前回はこうだったから、今回はこうしてみよう。 終わりじゃないのだから、次はこう、というような。
今回の目的は、妹・さくらの救出でした。
子役の基礎のある美音ということで、期待した演技力でしたが、この物語ではそこまでは必要とされない感じでしたね。 やはりうまさは感じますが、設定に目がいってしまって、彼女の実力発揮まではいかなかったです。
まあもっとしっかりした本格的ドラマで、力を出して欲しいですね。

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見慣れない場所で目を覚ます繭

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記憶がはっきりしない中

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妹を見つけ助けようと

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しかし出口がなく

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やっと見つけた窓で・・

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