anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲

2014年作品、コルネル・ムンドルッツォ監督、ジョージア・プソッタ主演。

13歳のリリ(ジョーフィア・プショッタ)は、母が演奏旅行に3日がついってしまうので、今は離婚して別々に暮らしている、父・ダニエル(シャンドール・ジョーテール)としばらく一緒にいることになった。
ダニエルは牛肉の卸加工場で働いており、食肉になるかどうかを判定する技師だった。 同僚から少し牛肉を分けてもらったが、久しぶりに娘と会うので、彼ならではの土産を買っていた。 しかしそれはシャボン玉セットだった。
娘は大分大きくなっていた。 しかし彼にとっては小さいころのイメージのままで、シャボン玉セットを渡すと、不機嫌になってしまった、もうそんな年ではないからだった。
しかしダニエルの方も、いきなり現れた飼い犬の愛犬ハーゲンに不機嫌になった。 飼うなんてとんでもない、しかしいきなり捨てるわけにはいかないと思ったダニエルは一応、アパートに連れてくるのだが、早速同じアパートの住人にチェックされる。
ここは、雑種犬に重税を課すという悪法が施行されたある街で、彼はそんな法は知らないと恍けて部屋の中に入る。 しかし犬が嫌いなダニエルは一緒に寝たいというリリの言葉を無視して、風呂場に閉じ込めてしまう。
寂しがるハーゲンにリリは、いっしょに風呂場に入り、トランペットを吹いて寝かせてあげるのだった。 彼女のトランペットはハーゲンにしては子守歌代わりだった。
しかし父が犬を捨ててしまうというのを聞いて、彼女はハーゲンを連れて、家を出てしまう。 一日外にいた彼女は、ハーゲンを連れて学校に行ってしまうが、演奏中に吠えてしまい追い出されてしまう。 家に帰った時、父から叱られ、とうとうハーゲンは捨てられてしまう。
主人を失ったハーゲンは安住の地を求めて街を彷徨っていた。 そして…

ヨーロッパのどこかの町が舞台のこの作品、この作品もドラマになってはいるんですが、人間のエゴ丸出しの作品でしたね。
ただ、日本とはちょっと違う野良犬の対応でしたね。 一応野良犬は捕獲されると、怪我をしていたり病気を持っている犬以外は、里親を探すんですね。 ただそれも一定期間でしょうが。
捨てられた後のハーゲンが、なんとも見ていて辛いんですね。 何の罪もなく、ただ雑種というだけで金を取られてしまうから、父はハーゲンを一時の感情から捨ててしまうんですね。 しかしまだ父や、保護施設の職員は良い方です。 もっと悪質な輩が登場してきますし、それがこのハイライトである、犬たちの反乱に繋がっていきます。
まあ確かにある面、犬版の「猿の惑星」でしたね。 いつか人間が逆の立場になる日が来るかも?

イメージ 1
リリとハーゲンは仲が良かった

イメージ 2
しかし父は犬が嫌いで、初めから嫌がっていた

イメージ 3
捨てられたハーゲンはある場所に掴まってしまう

イメージ 4
最後の保護施設から脱出する犬たち

イメージ 5
人気にいない町で犬たちが闊歩する

イメージ 6