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スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間

2013年作品、エリック・イングランド監督、ナジャラ・タウンゼント主演。

母親(キャロライン・ウィリアムズ)と一緒に暮らすサマンサ(ナジャラ・タウンゼント)は、ある日パーティーに参加する。 レズである彼女はパートナーのニッキー(ケイティ・ステグマン)が来ないのに苛立っていた。
アリス (アリス・マクドナルド)が、ニッキーにその日はやたら酒を進めてきた。 ニッキーを狙っている片想いの男、ライリーはチャンスだと思い声を掛けるが、彼女は男性に興味はなかった。
しかし、結局ニッキーはいくら電話をしても出ない。そして戻ってくると、よく知らない男に声を掛けられた。そして普段は絶対男とはSEXをしないサマンサは、そこで出会った男性と一夜限りの関係を持つ。
目を覚ますと、母が朝食を作っていた。 同性愛者を理解できない母とは彼女はしっくりいかないのだった。 しかしその日彼女は体に変化を感じた。生理でもなのに出血があるのだった。 それも激しい感じで。
職場に行ったとき、不思議な音が聞こえる。そして思わずトイレに入ると、尋常じゃないほどの出血があり、彼女は自分の体の異変が普通ではないことに気がつくのだった。
すぐに医者に行くが、別段以上は見受けられないのだが、ただ用心するよう薬を出される。
そしてアリスのところから警察に連絡が来る。 昨日のパーティーで、ある男の事を調べているというのだ。 それは、ブレント・ヤフィーという名前の男だそうだ。 もしかしたらあの男か? その日から彼女はだんだん変わって行くのだった・・・

ゾンビにだんだんなっていく過程のゾンビ作品、これはなかなかの設定ですね。 全くの被害者の主人公サマンサ。 レズの彼女が、パートナーが約束通り来なかったのが、そもそものきっかけでした。
感染ルートが薬みたいなんですね。 そして感染させた男の顔がぼかされているんで、よくわからない。 ゾンビになるのは、いろんな作品で潜伏期間はおのおのですが、これはしっかり3日間となっています。
母と上手くいっていない彼女は、パートナーのニッキ―を当てにするんですが、体調が急激に悪化するのと、男と寝てしまった後ろめたさに、どんどん追いつめられ、衰弱していき、顔が変わり、とうとう崩れてくるのが何とも痛々しいんですね。
ただ、意識はぎりぎりまでしっかりしているのが面白いですね。
あまり有名な役者さんがいませんが、これは設定、今まであまり触れられなかった主人公自身がゾンビに至る過程を、実体験的に表した面白い作品でした。

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体に異変を感じたサマンサ

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医師に相談に行くが

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段々体に変化が

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母親も彼女の変化に取り乱す

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別れを言われたニッキ―に襲い掛かるサマンサ

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サマンサを狙っていたアリスに助けを求めるが…

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