anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

オトシモノ

2006年作品、古澤健監督、沢尻エリカ小栗旬出演。

木村奈々(沢尻エリカ)と妹のマリコは母の靖子(浅田美代子)の見舞いに行く途中、駅でタカシという少年にあった。 タカシは定期券を拾ったというが、その直後に見知らぬ女性から「お前は時期に死ぬ」と言われたと奈々に言い、その後行方不明になってしまった。
奈々はクラス委員になっているほど優秀だが、母の病気とかいろいろ問題を抱えていて、進路も就職という欄に丸を付けていた。
ある日、その日奈々はバイトが入っていたので、母のお見舞いはマリコだけで行かせた。 でもまり子は何か一人で行くのを嫌がり、奈々の高校まで迎えに来たのだが、いきなりバイトを休むわけにいかず、やっぱり一人で行か せてしまう。
その途中駅でマリコは、タカシを見かけるのだった。 それをメールで知らせた後、マリコも行方が分からなくなる。
鉄道会社に勤務する青年・久我俊一(小栗旬)は電車の運転手だったが、トンネル内で線路に横たわる怪しい人影を目撃。 電車を急停止させ、降りて確かめようとするが、次の瞬間、それは忽然と消えてしまう。 こんなことが何回か続いたため、俊一は運転業務から外されていた。
そしてもう一人、奈々の同級生の藤田香苗(若槻千夏)も、ボーイフレンドを謎の事故で亡くしてしまう。 そして3人は、マリコの行方を捜し始め、この謎を調べ始めるのだった…

古澤監督作品は、観たい作品も多いのですが、なかなか見る機会がありませんでした。
若い俳優さんたちを起用した作品を撮ることが多い監督ですが、今となってはそれが結構貴重な作品になっている気がします。
今作は、沢尻エリカ主演のホラー作品、そして小栗旬が共演という、今なかなか実現しない組み合わせですね。 また鉄道物なので、それもちょっと興味を引く作りになっていました。
ホラーとして恐いかという視点ではいま一つ感がありますし、どちらかと言うとびっくりさせる感じなんですが、鉄道における人身事故を題材にしているんで、そこはちょっとリアルかもしれませんね。
また人身事故に遭った人間の怨念が、事件を引き起こすというだけでない捻りはあるんですね。 ただそこはもうちょっと突っ込んだ設定にしたらもっと良かった。
ただ、トンネル工事が何かの障害で予定のコースから曲がってしまう、というのは結構あり得ることで、そこはちょっとツボのお話でした。中の中かな?

イメージ 1
母のお見舞いに出かける途中

イメージ 2
タカシと出会い、彼が不思議なことを言う

イメージ 3
そしてこの動画を残しマリコも行方が

イメージ 4
運転中不思議なことに会った久我に助けを

イメージ 5
そしてトンネル内に入っていくと…

イメージ 6