2006年作品、J・J・エイブラムス監督、トム・クルーズ主演。
いま彼は、新人スパイの教育に当っていた。 しかし彼のもとに指令が来るのだった。 それは彼の教え子のリンジー(ケリー・ラッセル)が誘拐されたという物で、彼にことを知らされ、その救出作戦に参加して欲しいという要請だった。
今の生活のことを考えると、受けたくはないイーサンだが、しかし大事な教え子の彼女の命も救わなくてはならない。 そしてそのチームは、ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)、ゼーン・リー(マギー・Q)と信用のおけるメンバーだった。
リンジーを捕えたのは、闇商人デイヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)の一団で、今回彼女を救うという指令は異例だった。 それはデイヴィアンを逮捕するからだった。
激しい銃撃戦の中、なんとか彼女を救出に成功したと思ったのも束の間、敵のヘリに追いかけられるチーム、そしてリンジーに異変が起きる。 彼女の頭に仕掛けられた爆弾で彼女が苦しみだしたのだった。 電気ショックで爆弾の敗戦を焼ききろうとしながら、敵のヘリの追撃をかわすチーム。 敵のヘリを何とか撃墜したが、彼女は一歩遅く死んでしまった。
そしてイーサンは、彼女も救えず、ターゲットを取り逃がしたことを、ブラッセル局長(ローレンス・フィッシュバーン )に責任を問われるのだった…
また悪役では、今は亡きフィリップ・シーモア・ホフマン、彼は悪役も脇役もなんでもござれでしたね。 今回は残酷極まりない武器商人でしたし、なぜか自信たっぷりの態度が初めから伏線になっていました。
何と監督はJ・J・エイブラムス、ああこの監督なら劇場に行けばよかったと、後悔してしまいました。 外れのない監督ですからね。
頭の中に打ち込む小型爆弾は、致命的ですよね。 電気ショックで焼き切るという事ですが、リスクも高い切断方法ですが、すぐそういう方法を選択するという事は、このスパイの世界では当たり前の事なんでしょうね。
物語は、一度は確保したデヴィアンがいとも簡単に奪還されるところから、IMF内部での裏切り者がいることが予測される展開になっていきます。 そして今回から、ベンジー・ダンが登場するんですね。まだ内勤の感じなんですが、この感じが最新作 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13347767.html の彼の立場にダブっていますね。
一旦この作品で決着がつく作りになっていますが、キャストには彼が続編への期待を残す配役になっている気がしました。
スパイにハッピーエンドはないんでしょうね。