2014年作品、ピーター・ハウイット監督、サミュエル・L・ジャクソン、ドミニク・クーパー出演。
ある日一件片づけて、祝勝会を兼ねて同僚と飲んでいると、すっかり深酒してしまった。 車で来てしまったので、車を置いてタクシーで帰ろうとした時、不審な奴が車に近づいていたので、彼は車で帰ることにした。
飲酒運転なんで、警察に捕まらないようパトカーを避けて運転していると、急に飛び出してきた男を刎ねてしまう。 男は血だらけで、瀕死だった。 しかし検事としての未来と家族のことが頭に浮かび、彼は救急通報を公衆電話でしてそこを立ち去 った。
次の日、ひき逃げ事件をそれとなく調べていると、テレビのニュースで、驚くべき事件が報道された。
後ろめたいミッチは、いつものキレがなく、その間に通報者が現れ、アッカーマンはデイヴィスに殺されたのではなく、ひき逃げされてことになってしまう。
しかし法廷で、いつもの彼とは違うと思った刑事のキャノン(グロリア・ルーベン)は、ミッチに証拠資料を見せないようにするのだった。
その後、ほかの猟奇的な殺人事件が起きてしまう。 それは、アッカーマンが受けた傷と似かよったものだった。 デイヴィスは妻と子供を殺されているのだった。 そして、犯罪を起こしそうな、前科者を次々と殺しているのだった。 しかし今回無罪になってしまったので、この連続殺人に気がついているのはミッチだけだった。
しかし彼を有罪にするには自分のひき逃げもばれてしまう。 さて彼はどうするのだろうか?…
サミュエル・L・ジャクソンということで、DVDスルーの作品をもう1本。 ドミニク・クーパーとの競演で、こんな組み合わせでも 、公開までには至らないんですね。 なかなか日本で劇場にかかるのはハードルが高いんでしょうか?
物語は、幸せを掴み、さらに高みに行こうとする若い検事の物語ですが、ちょっとした油断から、どんどん深みにはまっていくお話です。 飲酒運転に至った経緯は、車を盗まれたくなかったことからでしたね。 でも場所が悪かった。
そして轢いたと思った男が実はとんでもない男だったと言うことでした。
サミュエル演じるデイヴィスは、妻と子供の敵討ちから転じて、世直しを個人的にしているんですね。そういう被害者の会みたいなところもあり、情報を得やすい環境にいると言うことでした。
ピーター・ハウイット監督作品は、「スライディング・ドア」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6466272.htm 「サベイランス -監視-」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/3154086.html と見ていますが、短い中でしっかりまとめる監督ですね。
私とは相性がいいかもしれません。
やり手の検事のミッチ
自分の轢いた事件だったのに現れた容疑者
しかし彼は無罪になってしまう
しかし彼は別の事件の連続殺人犯だと気づき
しかし彼はすべてわかっていた