1993年作品、ジェームス・キャメロン監督、エド・ハリス、メアリー・エリザベス・マストラントニオ出演。
どんどん接近してくる謎の物体。 そしてそれが衝突してきた。 損傷し海水が浸入してくる、抑えきれず火災も発生する。 そして深海で原潜は機能停止となってしまう。
アメリカ海軍はすぐに行動を開始するが、その拠点とされたのが、海底油田採掘用試作品住居<ディープコア>、海軍のヘリから下りてきたのはディープコアの設計者リンジー(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)だった。 しかし彼女は主導権を海軍に取られることを嫌悪していた。
クルーはバッドを始めとし、9人のクルーで活動をしていた。 しかしそこに、コフィ大尉(マイケル・ビーン)が指揮する海軍のダイバー・チームが合流してきた。 そして、彼らが、沈んだ原潜の調査に向かうのだが、クルーたちに応援を依頼してきた。 いやほぼ強制なのだが、もちろん報酬は倍にするといわれ、各人はそれを受け入れる。
そしていよいよ沈没した原潜に向かうのだったが、それは未知のと遭遇だった…
キャメロン監督が、「エイリアン2」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12924571.html と「ターミネーター2」の間に取った、深海のSF作品ですね。キャメロンということで今回見ておきました。
地上波で、通常版を昔に見た覚えがありましたが、例の水生生物のシーンしか覚えていませんでしたから、今回の完全版でたっぷりと鑑賞しました。 劇場公開版と、どこがどうというのはすっかり判りませんが、各クルーのやり取りと、ラストのクライマックスが、違うようですね。
今はもう枯れた裏ボスの役の多いエド・ハリスがピチピチの肉体派で出ているのが、時代を感じさせますね。 確かに当時40代前半、バリバリですもんね。 お相手役のメアリー・エリザベス・マストラントニオは「ハスラー2」を見ていない私は、あまり馴染がありませんでした。 でも鼻っ柱の強い女性をしっかり演 じているんですね。
この作品中、面白いと思ったのは、液体呼吸ですね。 今この理論はあまり聞かないんですが、いまだに実用はされていない技術みたいですね。 医療、宇宙、深海には応用可能な技術のようですね。
またここに出てくる水生生物。 エイリアンなのかどうかは今ひとつわかりませんが、元は宇宙から飛来し、深海にいたと考えるのが良いんでしょうね。
「ウルトラセブン」のノンマルトという発想でも面白いんですがね。
3時間弱ですが、やっぱり見応えがありますね。