ヒドラの残党・バロン・フォン・ストラッカー(トーマス・クレッチマン)が極秘裏にロキの杖を使い人体実験を行っていることを掴んだアベンジャーズは、東欧のソコヴィアの研究施設を襲撃する。 一般市民を守るために、スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は自分のアーマー達の鉄の軍団“アイアン・リージョン”を呼び寄せた。
結束した時のアベンジャーズはさすがに強く、さしものヒドラの要塞も陥落寸前になった。 ストラッカーは降参しようともするが、部下たちは、人体実験で作り出した双子を投入しようと進言する。 しかし、彼はまだ躊躇していたが、彼らはもう決心していた。
ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ (エリザベス・オルセン)は、テレキネシス能力を持ち、呪文を操ることができる。 そして双子の弟のピエトロ・マキシモフ/クイックシルバー (アーロン・テイラー=ジョンソン)は、超人的なスピードでの移動が可能な能力を持っていて、アベンジャーズも圧倒されてしまうが、それでも何とかヒドラを制圧し、ロキの杖を手に入れる。 しかし一瞬の隙をついて、ワンダはある映像をスタークに見せることに成功する。それは?
ニューヨークに帰った彼らの中で、スタークは、バナー(マーク・ラファロ)とロキの杖の分析に入る。 そこで二人は、杖の先の宝石に特殊な力があることに気がつく。 それは人工知能らしきものがあることだった。 そしてそれが長年温めてきたウルトロン計画を成功させるカギとスタークは思い、バナーに協力を頼みこむ。
半信半疑のバナーだが、彼も科学者、スタークに手伝い、限られた期間の中にほかのメンバーには極秘で計画を進める。
なかなかうまくいかない中、なんとか解析が進んだところで、バナーは、スタークが頼りにしているジャービスと並列して画像化する。
そして、アベンジャーズ達は、ヒドラ壊滅を祝って、パーティーを開催する。 しかしその間に、人工知能はなんと成功するが、生まれたその知能は、まずジャービスを攻撃し、そこにあった、部品を集めまず体を作りはじめる。
ウルトロンはヒドラの研究施設から回収された資材を使い、自身のボディーを強化 し、ウルトロンセントリーを作り上げる。 ウルトロンは、ピエトロとワンダに近付き、自分たちの両親を殺したのはスタークが開発し兵器であることを教え、二人はアベンジャーズを抹殺するためにウルトロンが語る新しい世界秩序作りに参加することを決め、ウルトロンは捕えられていたストラッカーを殺害する。
世界がまた大きな危険にさらされるのだった…
前回の「アベンジャーズ」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6646762.html では、ロキの暗躍から宇宙からの脅威が襲い掛かり、アベンジャーズ結成、そして辛くも勝利を掴みました。
今回の相手は人工知能、それも、またロキの杖がキーポイントになりました。 どこまでロキはいろいろやらかしてくれるんでしょう(^^)
さすがの迫力で、そういう点ではなんの文句もないですが、物語としては、今回はあまり喧嘩別れもなく、相手が地球製の人工知能、そしてスタークの試みが暴走した部分が強いので、その点は私は不満までは生きませんが多少の物足りなさが。
そして昨年公開だった、「X-MEN: フューチャー&パスト」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11672306.html とちょっと被る感じに見えてしまいました。
スケール感はさすがで、やっぱりすごく、フルメンバーが結束した時の強さ、そして今回は新メンバーも入り、さらなるスケールアップもありました。
細かく見るともっと掘り下げれますが、まあ観てからいろいろ感じれるでしょう。
今回は“愛”というテーマがより強く出ていた作品だと感じました。