anttiorbの映画、映像の世界

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午前3時の無法地帯

2013年作品、山下敦弘今泉力哉監督、本田翼、オダギリジョー出演。

ドロドロになってマンションに帰ってくる女・ももこ(本田翼)、帰るなりベッドにバタンキュー。 呆気にとられる、同棲中の彼氏のたもつ(碓井将大)。 そのまま熟睡してしまうももこだった。
次の日の朝起きると着替えもせずそのまま出て行くももこ、毎日毎日残業の七瀬ももこ、たもつからは仕事辞めたらと言うが、まだ1か月だからもう少しという気持ちがあるようだ。
同僚の由香(中別府葵)は100枚のデザインのコピーを30枚しか上げられず、営業の輪嶋(青柳翔)にけちょんけちょんに罵られ、とうとうドロップアウトしてしまう。 辞める時は一緒に辞めようと言ったのに。
結局新人は1人になってしまったももこ、その日から、さらに忙しくなってしまうのだった。 堂本(和田聰宏)、瀧(永岡佑)、田辺(宇野祥平)という男連と、定時でしっかり帰る真野(河井青葉)、ももこは一番下っ端で怒られ役兼、パシリでもあった。
疲れてマンションに帰ると、見知らぬ女の子が出てきた。 たもつの学校の友達が数人来ていた中の一人だが、可愛い女の子だった。 そしてみんなが帰った後、その子だけが残り、たもつといちゃついていた。
なんか気になって寝られないももこだった。
次の日、パチンコ屋の回転チラシで重大ミスを犯したももこ、早速輪島にどやされる。 その日いつものようにみんなの昼ごはんの弁当を買いに行かされるももこだが、後ろから同じ方向を歩く変な男が。
「同じビルだよね?」 そう話し掛けられ、弁当を持ってくれる。 彼は同じビルの別の会社の多賀谷(オダギリジョー)というのだった。 珍しく優しくされたももこは、ちょっと嬉しかった。それが二人の出会いだった…

これもbeeTVで放送されたコミックス原作の恋愛コメディだそうです。
主人公の七瀬ももこ役の本田翼、彼女を初めて見たのは 「安堂ロイド」 だったんですが、それから、「すべては君に逢えたから」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10668622.html というオムニバス作品で、スクリーンではそれが初めてでした。
映画ではないのですが、前編つなげてみると、しっかり長編映画の出来になっています。 
中小企業の宣伝媒体の仕事は、確かに過酷ですよね。 営業も大変だし、無理難題の納期、毎晩仕事場に寝泊まりは、もう男女関係はできなさそうです。
この後、まずあの女の子が火種となり、たもつとももこは離れて行きます。
ももこにも飲み仲間がいるんですよね。 その中の一人が、「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13123891.html の主役を務めた、山田真歩でした。 結構年の離れた友達に見えましたが、以外に溶け込んでいるんですよね。
物語は、ももこの仕事と恋愛なんですが、翼ちゃんの天然のキャラが妙にあっているんですよね。 そしてちょっと私生活が謎の多賀谷、そしてライバルも出てきます。
緩い感じの作品ですが、ちゃんと修羅場もあり、これは結構面白かった。
全編見ると2時間半はありますが、見だすと止まらなくなり、結局ももこを応援していました。

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二人だった新入社員も彼女一人に

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そして失敗をし残業、泊まりに

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とうとう会社の流しで頭を洗う羽目に

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同じビルの会社の男と知り合う

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そしてだんだん近づいていくが…

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