anttiorbの映画、映像の世界

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新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟

2010年作品、スティーヴン・R・モンロー監督、ショーン・パトリック・フラナリー、ドリュー・ウォーターズ出演。

モンゴルに進出したアメリカ企業の石油採掘所で事故が多発している。 また3号機が止まってしまったという連絡が入る。 そしてそこにいた現地の作業員が、地中から出て来た謎の生物に引き込まれ姿を消してしまった。
3台の車がカーチェイスをしている。 後ろからのジープからは発砲、そして前方にいたのは、地元の警察官のティマー(ジョージ・チェン)だった。ダニエル(ショーン・パトリック・フラナリー)には何度もカオランと関わるなというのだが、ジンギスカンの秘宝が墓にあると探し続けているトレジャーハンターのダニエルは聞く耳を持っていない。
ティマーは優しくダニエルを目こぼししてやっている。食事に誘うと喜んでついてくるダニエルだったが、そこに仕事が入ってしまい、ティマーは行ってしまった。
ある村では原因不明の伝染病が蔓延し大勢の村人が亡くなっている。 ここで働いているボランティア団体は薬が届くのを待っているが、アメリカ人医師のアリシア(ヴィクトリア・プラット)は途中車が故障して足止めを食っている。
そこに通りかかったのがティマーだった。 彼は逆方向から通報があり彼女たちを運べないが、ダニエルに運んでもらうよう話をする。 金を出すというとダニエルは渋々彼女たちと薬を運ぶのだった。
工場の所長のマヌス(ドリュー・ウォーターズ)は工場の採掘が滞っているので設備を止めれない。 しかし相次ぐ故障でどうしようもなくなり焦りまくっている。 現地人の部下にはどんなことがあっても工場を止めるなというだけだった。 そこに、会社の上司のロバート(マシュー・トンプキンズ)が来てとうとうはっぱをかけられてしまった。 色々言い訳をするが結局もっと人を雇って生産を上げろ、そうでないと首とも言われてしまう。
工場がどうして止まってしまうのか? そして病気の蔓延、ここにはある言い伝えがあった。 人食い芋虫が出るという言い伝えだった・・・

トレマーズ」という題名はナンバリングシリーズ意外だと大体怪しい作品が多いのです。そして原題は、「MONGOLIAN DEATH WORM」というので一抹の不安はありましたが、これは結構テイストが良かったです。
設定はモンゴル、ここに石油採掘のビジネスを持ってくるアメリカ企業、現実的な話であり、ここにも地中を走る巨大生物がいる、そして工場から出てくる音に反応するというのは、まさに「トレマーズ」ですね。
出来たらシリーズのメンバーがなんら名の理由でいてくれれば、継承作品でした。
なかなかテレビシリーズの続編が見れない中、これでも結構満足できそうな新作でした。

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途中足止めを食ってしまった薬を運んでいるチーム

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現れた巨大生物

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襲いかかる生物

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反撃するが…

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そして…

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