anttiorbの映画、映像の世界

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グレイヴ・エンカウンターズ2

2012年作品、ジョン・ポリカン監督、リチャード・ハーモン主演。

学生のアレックス(リチャード・ハーモン)はハロウィンパーティーで、散々飲まされて、恥ずかしい姿を映されてしまう。 そもそも彼は部屋にこもっていて、外に行きたくなかったのだが、トレヴァー(ディラン・ブレーフェア)に誘われ仕方なく行った矢先のことだった。
アレックスは自主製作映画を撮っている。 ホラー作品だが、低予算の学生の撮るもの、質なんて大したことはない。
アレックスも精一杯で、ヒロイン役のジェニファー・パーカー(リアン・ラップ)も頑張ってはいるが、彼の考えを伝えたり、それ以上を求めるのは無理だった。
しかしアレックスはあることに 異常なほど興味を持っていた。 それは超常現象を取材するTV番組“グレイヴ・エンカウンターズ”のクルーたちの映像だった。 彼らは病院の廃墟で消息を絶つ。 彼らの残した映像が動画サイトにアップされるが、それを見たほとんどの人々は映像の信憑性に対して懐疑的だった。
アレックスはこれが事実なのか? そこに疑問を持っていたのだが、そんな彼に1本のビデオレターが届く。 添付されている動画は、映画 「グレイヴ・エンカウンターズ」 のランス・プレストンの姿を撮影したものだった。
場所は例の廃病院のようだが、映画本編にはなかった映像だ。
送り主は [死が待ち受ける・死の番人/Death Awaits]。 それは『グレイヴ・エンカウンターズ』で入口のドアにスプレーで落書きされていた言葉だった。
メールはまた来た。 今度は謎の数字が書かれていた。 [49 14 122 48] アレックスはこれが場所を表しているのではと思い、実際そこは映像に合った病院の場所を表す経緯度だったのだ。
そしてさらに 「グレイヴ・エンカウンターズ」 の関係者を調べていくと意外な事実がわかってきた。 この作品の主演者は、誰にも他の出演作がないのはおかしいのだ。 管理人だったケニー・サンドバルは8年前にショットガンで自殺した。 そしてアレックスは何とかこの関係者に会いたいと強く思うようになっていった。
そしてさらに新しいメールが、そしてそこにはランス・プレストンを演じたショーン・ロジャーソンの若い頃の写真が添付されていたのだった。
さらに母親も一緒に写っていて、ワシントン局番の電話番号も書き添えられていた。アレックスは彼の実家の番号に電話をかけ、「ショーンの出演作を論文で取り上げるためインタビューしたい」と伝えると、ショーンの母親から快諾される。
しかし母親の態度はあまりにもおかしく、普通ではなかった。 彼女はもうじき帰ってくるというが、ヘルパーの女性は決して彼がいるとは言わなかった。
そして彼が自ら投稿して、情報を求めると、いよいよ怪異が起きるようになっていった、そして決定的な人物を突き止める。 それはハートフィールドという 「グレイヴ・エンカウンターズ」 の製作総指揮だった。
彼はだんだん核心に近づいているのだろうか?・・・

この後彼らは、問題の精神病院に行くことになるんですね。
そしてそこからは1作目とはちょっと違った展開になっていきます。
私は、基本好きなんで、前後編の感じで見ていましたが、1作目を生かした作りはなかなか面白かったです。
前作は、精神病院の謎がおぼろげながら明かされ、迷路のようにねじれた空間に閉じ込められた撮影クルーたちが次々と消えたり殺されたりする中で、唯一あの人だけは、という展開でしたが、物語としては今回の中心の、アレックスが、ランスのポジションに立っています。
結局の舞台が、あの精神病院になるので、そこまでたどり着くところが今回の初めの展開になっています。 まあここが一番ドキュメンタリー仕上げで面白いんですが。
後半の病院からは、空間のねじれがさらに強烈になっていくし、さらなる人物が…ていう展開。
ただラストの サービスシーンは無い方が良かったですね。
続編は無いでしょうが、ここで打ち止めにした方がすっきり感がありました。

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ランスは今?

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アレックスたちも迷宮に

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次々起こる怪異

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逃げなければ!

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いつしか病院は

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