anttiorbの映画、映像の世界

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ポンペイ 2014

2014年作品、ベン・デマリー監督、エイドリアン・ポール主演

ガラパゴス諸島、プエルトビラミル、母と娘が遊んでいると、突然地面が揺れた。 突如起こった地震は、目の前の火山の爆発の前兆だった。 二人はすぐに父親のところへ行き、3人は猛スピードで車を走らせた。必死に逃げる車だが、あっという間に爆発に飲み込まれてしまう・・・
イタリア・ナポリにやってきた親子、娘のミカエラは大はしゃぎだ。ポンペイにいくのを楽しみにしているのだった。彼女はポンペイにある火山、ベスビオス火山に来たかった。 火山に興味があり、過去の歴史の本を読み漁っているミカエラ
でも父のジェフ(エイドリアン・ポール)は新しい仕事のプレゼンが不安だった。 新しい警備会社で成功するかどうかはそこに懸かっているからだった。 母のリンは必死に励ます。 ミカエラガラパゴスで大きな地震があった記事を見つけた。ちょっと不安な兆しだ。
ガイドがやってきて、ポンペイ観光のバスがやってきた。母と娘は観光に行き父は、仕事だ、そのとき地震が起きた。 いやな予感がしてジェフはナポリ観光にしないかというが、こんなチャンスはないといい娘に押し切られてしまう。 せめてと言ってGPSつきの衛星電話を持たせるのだった。
ジェフは今までNATOで特殊部隊に属していたのだった。 そして今回退役して会社を興そうとしている。
ツアー客が現地に着くとまた揺れが起きた。 ミカエラは言った「ベスビオの意味は鎮火不能」 それだけ過去に大きな災害を引き起こしている火山で、今も活動している。
しかしそれが早くも現実になった。 大きな揺れが続けて遅い、噴火が始まった。
ジェフはプレゼンが成功したそのとき、ナポリでも大きな揺れが起きた。 そして彼は家族の救出に行くことを決める。 しかし一民間人の彼にそんな力はない。
そしてジェフは、昔の仲間を訪ねるのだった・・・

日本未公開のパニック作品、B級作品ですが、昨年、日本でも痛ましい事故がありました。 火山の噴火の恐ろしさを訴えるこの作品は、大きな噴火があったときに何が起こるのかを結構描き出していました。
娘のミカエルは、一言で言うと火山オタク、特にここポンペイで過去に何が起こり、どれだけの犠牲者が出たのか? そして災害がどう起きたのかを克明に覚えていました。 もともとは地質学に興味を持った彼女は、その知識を生かしてこの難局を乗り越えようとします。
もちろんB級作品ですから、映像はちゃっちいのですが、大噴火の後には何が起こるのか? その後にはなんなのかまで正確に予測していきます。
「こんな小娘の言うことなんか」という者はどんどん命を落としていきます。
日本はある意味火山国で、火山性地震もあります。 活火山の近くで起こる地震対策、人事ではない作品でした。

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ガラパゴスでの噴火、必死に逃げる車だが

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ポンペイ観光に

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娘と母はベスビオスに

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しかし大噴火が、ジェフは救出に

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はたして観光客たちの運命は

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