anttiorbの映画、映像の世界

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ファスト・トラック -ノーリミット-

2008年作品、アクセル・ザント監督 、アンドリュー・W・ウォーカー主演。

車の修理屋で話し声が聞こえる。 「今回は銀行も期限を待ってくれない。 今週いっぱいで5万ドルを払わなければここを明け渡せと言っている。」
話しているのは銀行の担当の男。 ケイティ(エリン・ケイヒル)はここのオーナー、父がこの会社を作り、兄と3人でやっていたが、二人はもうこの世にいない。
しかしいよいよ期限が来てしまっている。 ベテランの整備士シュミッティが慰めに来た。 「ピザでもとって腹ごしらえをしないか?」 ケイティに笑顔が戻った。
交通違反で捕まった女・ニコール(アレクシア・バルリエ)を注意している警官のエリック(ジョセフ・ビーティー)。 一向にお気楽なニコールは適当に話を聞いていたが、車がエンストを起こしてしまった。
銀行に賊が入った。 覆面の男たちは、金を盗み逃走をした。 エリックが通報を聞き、賊を追い始める。 そこにピザを配達していたマイク(アンドリュー・W・ウォーカー)遭遇してしまった。 時間内に届けないとタダになってしまうピザ屋。 しかしバイクは倒れ動かなくなってしまう。 そしてエリックも賊を逃がしてしまうのだった。
ピザの配達先は、ケイティの車の修理屋、そこに運ばれてきた車はエンストを起こしたニコールの車だった。 ピザは時間内の着かなかった。
ただにされしょげるマイクだったが、そこで見たニコールの車に惹かれるマイク、マイクはたぐいまれなドライビングテクを持つ男だった。
マイクは違法レースで稼ぐつもりなのだが、車が無い。 そしてニコールの車に目を付ける。 ケィティ修理屋は借金を返せるのか? そして出会った4人だった…

日本未公開の車の違法レースでのお話です。 B級映画ならではの荒い作り、画像、そして気楽館で見れる作品です。
もっとカーアクションが見れるかと思ったら、意外と人間ドラマだったんですね。 お色気も寸止めでしたし、ちょっと物足りなさがありました。
まあちょっと良かったのは、父の作った修理屋を必死で守るケイティの姿と、ラストの賊どもとのマッチレースですね。
最後の一瞬に掛けるエリックとマイク、そしてハッピーエンドと予定調和で終わるのはまあ良しとしましょう。
午後のロードショーでやりそうな、居眠り気分で見る作品でしょう。

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