anttiorbの映画、映像の世界

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逃走車

2013年作品、ムクンダ・マイケル・デュウィル監督、ポール・ウォーカー主演。

アメリカ人のマイケル(ポール・ウォーカー)は、最愛の別れた妻を追って世界一危険な都市といわれる南アフリカ共和国ヨハネスブルグへと辿り着く。
機械の故障で飛行機が遅れたと携帯で妻と話しているが、妻のアンジー(レイラ・エイドリアン)はあまり信じていないで、冷たい対応だった。
セダンを予約したはずが、手配されたレンタカーはさえないミニバン。 すぐさまレンタカー屋に抗議するが、妻のもとに急ぐので仕方なくこの車で行くことになる。 不慣れな土地なので、なかなか道がよくわからない。
途中で止まっていると物売りのふりをした子供たちに、サングラスを盗まれる。
いかにも治安が悪そうなところだ。
渋滞でさらに遅れると妻に言うが、ますます不審そうに疑うアンジー、なんとか走り出すと、ダッシュボードに不審な物を見つける。 それは拳銃だった。 それと携帯電話があった。
そしてその携帯に電話がかかってきた。 刑事を名乗る男からの電話で、おとり捜査中の手違いで配車を間違えたので、すぐに交換してほしいという。妻のところに向かうのが優先で、その後に行くというが、納得しない。 しかし何とかお願いをしてきたので、スマッツ通りに向かうことにした。 しかしその後さらに驚きの事が起こった。 車が泥道にはまった振動で後部座席から縛られた女が転がり出る。
拳銃、携帯、そして手足を縛られた女、いったい何が起こっているのか?…

ポール・ウォーカーが死の前年に撮った作品です。
登場人物は、縛られた女・レイチェル(ナイマ・マクリーン)くらいです。クライマックスにあと数人でてきますが、あとは電話のやり取りくらいで、限られたシチュエーションの物語ですね。
車の逃走劇は昨年見た、「ゲッタウェイ スーパースネーク」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12195182.html もそうでしたが、今回のポール演じるマイケルは、特に卓越したドライビングテクニックがあるわけではない役でした。
彼は失敗を犯し、でも別れた妻に会いに来て、仮釈放中で、本来は国外に出てはいけない身分みたいですね。
しかし運命は彼に過酷な試練を与えるという話ですね。
謎の縛られた女レイチェル、彼女は実はある重要な情報を持っていたんですが、正直関わり合いになりたくない今のマイケルでした。
この二人のやり取り、チラッと映る妻の姿、あとはただ車の中の密閉空間で物語は流れて行きます。 でもこういう展開こそ、演者と監督に腕の見せ所ですね。
こういう作品はB級臭漂い好きですね。 ラストもちょっとかっこいい感じでした。

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ヨハネスブルグで、妻に再開するために来たマイケル

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トランクから出てきたレイチェル

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そして逃走劇が始まる

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そして…

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