anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

「AKB48 心ないネットの中傷に負けず被災地支援継続」の記事を見て

もうすぐあの時間が来ますね。
4年前の今日、私は福島県福島市にいました。 今思うとよく次の日に帰ってこれました。

もう4年、まだ4年、何かできないか?何にもできないのか? 復興は進んでいるのか?
いろいろ考えさせられる日であることに変わりはありません。

先ほど、ネットの記事を見て、ちょっと感じたことを書きたいと思います。

ネットでの中傷は、今ある程度当たり前になっていますし、人間いろんな奴がいて、周り全て面白くないと感じている輩もおります。
ただこの記事は、震災直後からいろいろ話題になっている話しでした。
なにもAKB48だけではなく、様々な芸能人、有名人が復興の手助けで活動をしていましたね。
そしてその頃から、「売名だ」 「便乗だ」 「偽善だ」という人間がいました。

私はよく覚えているんですが、こういう災害の時に手弁当で、真っ先に駆けつける杉良太郎さんがいました。
3.11の時も、大変早い時期に、大量の援助物資を持って炊き出しに行っています。 その時に、杉さんがこの手の話を聞かれたことがありました。
その時彼がなんて言ったか
「ああ、偽善で売名ですよ。偽善のために今まで数十億を自腹で使ってきたんです。私のことをそういうふうにおっしゃる方々もぜひ自腹で数十億出して名前を 売ったらいいですよ」
と言ったそうです。

AKB48の子たちは、2011年5月から毎月被災地を訪れています。 私が彼女たちに嵌ったのはこのことがきっかけでした。
たった一晩ですが、ほんのちょっぴり出張中に味わった福島市での出来事、何とか逃げ帰ってこれたのは、いろんなことが重なったおかげでした。 幸いにも埼玉県の家はほとんど被害もなく、ただ電車や、原発事故から、電車の間引き運転等で次の日から会社に行きづらくなったくらいでした。
この被災地訪問の事は、小林よしのり氏の「AKB論」にも一部書かれていますが、彼女たちの純粋な、何か役に立てればという気持ちと、秋元康氏はじめ運営スタッフの、志から成り立っています。
被災地の人たちとお互い笑顔になれるために、ここまで月1回の継続してきたことは尊いですし、今回さらに続けていくという発表がなされました。

「誰かのために」プロジェクト、もう「何とかここまでやってこれました、今までありがとう」と言われる日まで、普通に彼女たちが公演を被災地だった地でできるまで、彼女たちはやっていってくれるんではないでしょうか?
そして誰がどこに行くのかはできる限り伏せられているようです。それはあくまでも被災者の立場に立っているからだと思いませんか?

「偽善者と思われても、何もやらないよりはいい」秋元氏もそう言います。 もちろん人間だから、趣旨を理解できない人、心の傷が大きい人もいるかと思います。
でも喜んでくれる人がいる限り、できるだけ拍手をして上げ続けたいと思います。