anttiorbの映画、映像の世界

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ドラゴン・タトゥーの女


スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながらも、名誉棄損で敗訴したミカエル・プロムクヴィスト(ダニエル・クレイグ)。 それまで彼は正義の人だったが、一転して悪役になってしまった。 記者会見でハンス=エリック・ヴェンネルストレム(ウルフ・フリバーグ)が歯の浮いた言い方をしている姿を見るのも屈辱だった。
ミレニアム誌は一転大ピンチに陥ってしまう。 共同経営者のエリカ・ベルジェ(ロビン・ライト)がいたわってくれるが、彼は1週間こもると、意気消沈の日々を送ることになる。
リスベット・サランデル(ルーニー・マーラー)はディルク・フルーデ弁護士(スティーヴン・バーコフ)の依頼で、ミカエルを調べていた。 彼女の調査は完ぺきだが、必要以上の事が報告書には書かれていない。 しかし依頼人たちが知りたいのは実はそういう情報だった。
ミカエルの娘のペニラ(ジョセフィン・スプランド)は別れた妻がお金の心配をしていると言っている。 賠償金で、彼は金が無くなることがわかっているからだった。
そんな彼のもとに、ある日、スウェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人(クリストファー・プラマー)から家族史編纂の依頼が舞い込む。
しかしそれは表向きで、ヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。 40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さずに消えた少女ハリエット。 ヴァンゲルは彼女が一族の誰かに殺害されたと信じていた。 依頼を受けて調査を開始したミカエルは、成功の裏に隠された一族の血塗られた過去に気づいたものの、手掛かりが掴めずにいた。いったいこの事件の真相は?…

オリジナルの3部作は以前見ていますので、しばらく時間を空けようと思っていたのと、監督の新作「ゴーン・ ガール」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12491242.htmlをみたので、やっと視聴しました。
主役に「007」シリーズのダニエル・クレイグを据えていますので、強い感じが、ついしちゃいますが、オリジナルを見ているので、決してそんな男ではないのがわかっていて、そのあたりはしっかり見れました(^^)でも知らないと?かもしれませんね。
なんといってもこのシリーズは、リスベットですよね。 彼女役の頑張りが映画をどこまで盛り上げるかでしょう。
スウェーデン版のリスベットは、ノオミ・ラパスが演じていて、彼女のイメージが残っているうちは見ない方がいいと思っていたので、ちょうどいい時でしたが、思い出しながら比較すると、ルーニー・マーラーのリスベットは、乙女ですね(^^)
ミカエルとの絡みも多く、そのあたりはオリジナルと大きく変わっている点ですね。 特にラストが何ともいじらしい。
もちろんあの男への復讐シーンは思う存分出したが。
ハリウッド版の今作は、やっぱり知っている俳優ばかりなので、それだけでも親近感などは湧くんですが、アメリカ版、フィンチャー監督の独自の作品として観ていくのがやっぱりいいですね。 視点の当て方が違いますし、ラストの引っ張り方も違いました。
続編が決まっているそうですが、誰が撮って、誰が演じるのか?できれば主要キャストや、監督は続投してほしいですが。
やっぱり見応えある158分ですね。

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敗訴するミカエル

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ミレニアム誌は窮地に陥る

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一方リスベット

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彼女は動きに制限がある

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二人は出会い、そして

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